「文豪ストレイドッグス」 #28(第3シーズン)のあらすじと感想
第28話「ダイヤはダイヤでしか」のあらすじ
「どちらが先に犯人を糾弾できるか、勝負しよう」
太宰が持ちかけた推理勝負を受け入れる、中也。
「羊」の仲間たちから「ポートマフィアの犬に成り下がったのか」と罵られようとも、「これは俺の問題だ」と、その期待の眼差しを振り切り突き進むのだった。
やがて彼らは、黒幕の告発に至るが・・・。
明かされる、蘭堂の正体。
そして、中也が「アラハバキ」を追っていた真の理由とはーー。
感想
・蘭堂さんの正体は、欧州の諜報員で、すり鉢街の爆発の張本人
蘭堂さんの本名は、アルチュール・ランボー。
異能力は、亜空間を操って攻撃したり、亜空間に取り込んだ死体を自分の操り人形
に出来るようです。
8年前のすり鉢街を作った爆発の原因は、この人と相棒が、高エネルギー生命体と
いうものを奪おうとしたことが原因でした。
想像通り、その高エネルギー生命体の正体が、中原中也でした。
中也には、8年前よりも前の記憶がなく、どうやって生まれたのか謎です。
中也は、そのためにこの事件の調査を引き受けたようです。
・太宰と中也のコンビ成立
ランボーは、再び中也を自分の亜空間に取り込んで操り人形にするため、
中也を殺そうと襲いかかります。
同時に、先代ボスを使って、秘密を知った太宰も襲われます。
2人は、いがみ合いながらも、協力してランボーと先代ボスを返り討ちに。
「双黒」コンビの記念すべき、最初のコンビ攻撃となりました。
亜空間は、相当強力だと思うのですが、ランボー本体の身体能力は人並み
だったようで、あっさりとお亡くなりになりました。
・中也は、ポートマフィアに加入
事件解決後、中也の前に「羊」の仲間たちが現れますが、何を勘違いしたのか、
「GSS」と協力して中也を殺そうとします。アホなガキどもですね。。
案の定、太宰率いるポートマフィアに壊滅させられ、中也も太宰の策略で、
ポートマフィアに加入することになりました。
「賭け」にも負けていたし、仲間にも裏切られましたしね。
でも、ポートマフィアのボス・森鴎外から、組織の長としての役割を聞き、
彼と組織への忠誠を誓うのは、十五歳の純真さかもしれません。
また、ランボーの遺品である「帽子」を加入の祝いに渡されます。
そういう逸話があったんですね。
ランボーを裏切った“相棒”の名が、思わせぶりな感じで語られていません。
また、中也のうちに秘められた“高エネルギー生命体”は謎のままです。
この後の展開で語られるのか、とても気になる過去エピソードでした。
第29話に続きますーー。