「歌舞伎町シャーロック」第1話のあらすじと感想(アニメ、少しネタバレ)
第1話 「はじめまして探偵諸君」のあらすじ
新宿区歌舞伎町のBAR『パイプキャット』を一人の男性が訪ねてくる。
彼はジョン・H・ワトソンという医者で、シャーロック・ホームズが腕の良い探偵だと
聞いて依頼に来たのだ。
『パイプキャット』には他にも探偵が集まっていて、レストレイド警部が依頼の説明
を始める。連続殺人犯・通称「切り裂きジャック」によるものと思われる事件が、
つい先ほど発生し、その犯人を捕まえた探偵は報酬1000万円を得られると言う。
報酬は早い者勝ち!探偵たちの犯人探しレースがスタートする。
※画像は全て「歌舞伎町シャーロック」公式HPより転載しました
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感想(少しネタバレあります)
・かなり、ぶっ飛んだ設定で興味が湧きます
もうだいぶ使い古された探偵小説であるシャーロック・ホームズを、舞台設定などを
大きくアレンジしたこちらの作品は、予想以上にぶっ飛んでいてなかなか面白いと思い
ました。これからどんな話が展開されるのか、とても興味が湧くアニメです。
第1話は、主な登場人物と舞台設定の紹介と、ホームズの助手となるワトソンとの
出会いについて、殺人事件に絡めて語られます。
この舞台設定というのが、元祖ホームズはイギリス・ロンドンですが、こちらは東京
歌舞伎町です。歌舞伎町らしくゲイバーのママ・ハドソン夫人を窓口として、探偵たち
が仕事をしているようです。他の探偵たちというのは、京極冬人(元ネタ=京極夏彦)
ミッシェル・ベルモント(元ネタ不明)、ジェームズ・モリアーティ(元ネタ=モリ
アーティ教授)、ルーシー&メアリ・モーンスタン姉妹(元ネタ=メアリー・モースタ
ン)、小林寅太郎(元ネタ不明)です。
ちなみに、ゲイバーの店名は『パイプキャット』なのですが、これはやはり「パイプ
カット」に由来する名前なんでしょうねぇ(笑)
また、第1話での依頼者であるレストレイド警部は元祖ホームズにも登場しますが、
敵となるモリアーティは探偵側にいるため、こちらのアニメでは「切り裂きジャック」
がストーリーを通しての敵となると思われます。
そして、何より斬新なアレンジで驚いたのが、主役であるシャーロック・ホームズ
が、自分の推理を展開するときに「落語」を演じる点です。
普段は無口で根暗で大人しい感じなのですが、捜査はホームズらしくきっちり行い
細かな観察を元に推理を繰り広げるのですが、いきなり落語が始まったときには唖然
として笑ってしまいました。
第1話の殺人事件のトリックというか犯人探しは、それほど面白くないのですが、
まだ始まったばかりですし、これからの展開が期待できそうです。
・ところで、実写ドラマ(月9)のほうのシャーロックは、、
余談ですが、月9でも「シャーロック」という題名のシャーロック・ホームズを
原作としたドラマが始まり、第1話を視聴したのですが個人的には残念な内容だと
思いました。色々とアレンジするのは、上のアニメや海外ドラマでもありますが、
月9のは「ホームズ」を名乗る必要があるのかな?というぐらい破壊していて、無理
に原作としない方が良かったのではないか、と思いました。あと、ホームズが推理と
いうか捜査をするのですが、どこでもいつの間にかやって来て、何故かエラそうな
態度をとるのが観ていてしんどかった。ほぼ、話を進めるための狂言回し的な存在で
事件を推理する面白さを感じることがありませんでしたね。
あくまで、個人的な感想ですけど…。
そういえば、ワトソンの依頼は何だったのか?
次回が楽しみです。
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