「フェアリーゴーン」第16話のあらすじと感想(アニメ、第2シーズン、少しネタバレ)
第16話 「笑いころげるトンビ」のあらすじ
国内唯一の貿易拠点ベイルンの船島で大量の禁制品と共に、黒の妖精書〝黒の九〟が
発見された。確保へ向かうマーリヤたち。一方で、妖精学者ダミアンとヴェロニカ、
さらにスウィーティ―とパトリシアの二人も船島へと集結。三大マフィアの一つ
『グイ・カーリン』幹部のイージェイを交え、三つ巴の戦いとなる。
※画像は全て「フェアリードーン」公式HPより転載しました
↓ 前回の記事もご覧ください
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感想(少しネタバレあります)
・新たな敵、マフィア幹部のイージェイが強すぎる
今週は、先週とはガラリと変わって、散逸していた“黒の妖精書”の1つ「黒の九」
が発見されたことから、話が動き出します。妖精書の捜索が主要な任務であるドロテア
のフリーとマーリヤたちがベイルンの船島へ向かうのですが、そこには既に“黒の妖精
書”を狙う先客たちが一悶着起こしてました。
今回登場した、三大マフィア「グイ・カーリン」の4大幹部の一人で、「目」と呼ば
れる男、イージェイ・ダーヴェン・ソーは、『白の妖精書』の著者の
子孫であり、なんと行方不明だった妖精武器〝モルテラント〟を持って
いました!(妖精武器については前回の記事を参照ください)
このイージェイが、妖精武器を持っている上に、妖精の能力で攻撃が当たらないと
いう、かなり無敵に近い男です。マフィアだけに人殺しも厭わない危険な性格なので、
リスカーに続いて強敵が現れましたね。敵ばかりがやたらと強くて、
ドロテアは大丈夫でしょうか…。
・今回は、妖精書をまとめます
今回の話で、キーとなったアイテム「妖精書」ですが、どのような内容が書かれて
いるのか?公式サイトの用語解説からまとめてみました。
-妖精書とは : 五大妖精学者と称される学者たちによって著された「妖精学の
全て」とも言うべき書物。元となる『正本』は『原本』『青の妖精書』『赤の妖精書』
『白の妖精書』『黒の妖精書』で構成され、これを〝博学士〟として知られる妖精学者
アラン・バックが編集したものが『定本』と呼ばれている。
『原本』 : 「妖精の生態」について記されている。著者はヘル・S・ベルウッド。
妖精学の基礎であり、在野の妖精学者も閲覧できる。
『青の妖精書』 : 「妖精成体の標本研究」について記されている。著者はジェイ・
B・マーサー。妖精省が保管、管理している。
『赤の妖精書』 : 「妖精の組成と構造」について記されている。著者はチモシー・
コナー。妖精省が保管、管理している。
『白の妖精書』 : 「妖精の歴史」について記されている。著者はコレン・ソー。
在野の妖精学者も閲覧できる。
『黒の妖精書』 : 「妖精憑き」と題されている。九つの章に分かれており、
「黒の一」~「黒の九」まである。著者はクルーチャ・アルバストラ。一部は妖精省が
管理しているが、半分以上が未だ行方不明。妖精省内で解読が進められているものの、
その全貌は明らかになっていない。
5つの妖精書の著者の子孫は、今回の話でほとんど登場しています。(第14話の
感想記事を参照ください。)
また、黒の妖精書の著者が、実は白の妖精書の著者であるコレン・ソーであること
が、子孫のイージェイの口から明かされました。「妖精憑き」とは、ヴェロニカ
やマーリヤのことですが、どのような秘密が記されているのか?
何やらいわく付きの書物であるようです。
“黒の妖精書”を中心に話が動き出しました。この妖精書
が揃うとき、何が起きるのか波乱の予感がします。
第17話に続きます。
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