「バビロン」あらすじと感想(アニメ、少しネタバレ)
第11話「開幕」のあらすじ
G7サミットが開幕した。自殺法都市を国内に抱える7人の首脳が一堂に会し、自殺法に対するスタンスを表明する。
道徳、経済、権利と様々な観点で意見が交わされる中、アレックスは議論の本質に迫る一つの問いを提示する。
※画像は全て「バビロン」公式HPより転載しました
よろしければ、前回の記事もご覧ください g-self.hatenablog.com
原作小説も紹介します
感想(少しネタバレあります)
・『バビロン』の意味が明らかに。
今回の冒頭に、題名である『バビロン』の意味が明らかになります。それは、ヨハネの黙示録に出てくる、「7つの頭を持つ獣、その頭は7人の王を象徴し、その背に乗る女は聖なる者たちの血に酔い痴れ、最後には神によって焼かれ裁かれる。その女の名は〝大淫婦バビロン〟」ということでした。メソポタミアの古代都市・バビロンのことかと思ってましたが、こういう意味だったんですね。曲世愛=大淫婦バビロン、7人の王=G7の首脳、ということでしょうか?結末では、曲世愛が神に裁かれることになるのでしょうか?
G7サミットでは、自殺法の是非が議論されようとしていましたが、アメリカ大統領・アレックスの提案で〝善と悪〟とは何か?を議論することになりました。自殺法の是非を問う前に、まず根本の普遍的な基準となる〝善悪の基準〟を定めることを話し合うことになったのでした。何故か、7人の首脳たちが宇宙空間で話し合う、不思議なシーンが流れますが、小説からのビジュアル化としては難しい演出だったのだろうと思います。アレックス大統領の声(cv:田中秀幸さん)が、知的で落ち着いている上に、不思議とコミカルな雰囲気なので、余計に不思議な感じがしました^^
・「自殺法サミット」の齋開化から呼びかけが、、
G7サミットでの〝善悪の基準〟論議が佳境に差し掛かり、アレックス大統領が答えに辿り着きそうなところで、緊急の連絡が入ってきます。それは、日本・新域で開催されていた「自殺法サミット」の齋開化から、アレックス大統領への名指しの要請が入ります。その要請とは、「自殺を迷う女性に、自殺するべきか止めるべきかを話し合う」ことでした。この「自殺を迷う女性」は明らかに〝曲世愛〟ですね。
アレックス大統領と曲世愛の直接対決という展開になりました。残り30分でどのような結末を迎えるのか、とても興味深いです。
いよいよ、最終回となる第12話です。
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