『キングダム』（映画・2019年）のあらすじと感想（少しネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画）
あらすじ（Yahoo!映画より転載しました）
紀元前245年。中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信（山崎賢人）と漂（吉沢亮）は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。
やがて、漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ（本郷奏多）が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂と”うり二つ”の王・エイ政（吉沢亮）と対面。
漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 ： 佐藤信介
原作 ： 原泰久
音楽 ： やまだ豊
・キャスト
信 ： 山崎賢人
エイ政／漂 ： 吉沢亮
楊端和 ： 長澤まさみ
河了貂 ： 橋本環奈
壁 ： 満島真之介
成キョウ ： 本郷奏多
王騎 ： 大沢たかお
昌文君 ： 高嶋政宏
騰 ： 要潤
上映時間 ： １３４分
映画の感想（ネタバレも少しあります）
・原作漫画の”イメージ”を実写で再現しているが、、
私が好きな漫画の『キングダム』。初めてマンガ喫茶で読んで以来、余りの面白さに目が離せなくなって6時間も居座ってしまいました（笑）。
そんな、最高にアツくて面白い漫画を実写化したこの映画は、前評判も良かったのでWOWOWでの放送を楽しみに待っていました。
映画の感想としては、漫画のキャラクターのイメージが評判通りにハマっていて、原作漫画が好きな私でも違和感なく観ることが出来ました。漫画の実写化は、この配役が難しいのですが、さすがに原作者・原泰久先生も関わっているだけのことはあります。
※特に、この３人はピッタリだと思いました。
ただ、ストーリーとしては、漫画の面白さを知っているだけに、やはり物足りなく感じました。時間と予算の関係もあるでしょうから、仕方ないですが、漫画のダイジェスト版という感じです。魅力の１つである戦闘シーンは、悪くは無いのですが規模が小さいので迫力は今ひとつでした。
とはいえ、先にも書いた通り、キャラクターのイメージはぴったりなので、このキャラクターたちがこの先の趙・李牧や合従軍との大戦で活躍する姿が観てみたくなるような映画でした。
※王騎将軍と副将・騰が、戦場で活躍する”画”が観てみたいです。ファルファル！
是非とも、続編＝王騎将軍が活躍する馬陽攻防戦までも製作して欲しいと思います。
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