『劇場版 夏目友人帳~うつせみに結ぶ~』(アニメ映画)のあらすじと感想(少しネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画)
あらすじ(公式ホームページより転載しました)
人と妖の間で忙しい毎日を送る夏目は、偶然昔の同級生・結城と再会したことで、妖にまつわる苦い記憶を思い出す。
そんな頃、夏目は、名前を返した妖の記憶に出てきた女性・津村容莉枝と知り合う。レイコのことを知る彼女は、いまは一人息子の椋雄とともに穏やかに暮らしていた。彼らとの交流に心が和む夏目。
だが、親子の住む町には謎の妖が潜んでいるらしかった。そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた”妖の種”が、藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。どことなく自分に似た形のその実を食べてしまったニャンコ先生が、なんと3つに分裂してしまう―――!?
※画像は全て、公式ホームページより転載させていただきました。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : 伊藤秀樹
総監督 : 大森貴弘
原作 : 緑川ゆき
脚本 : 村井さだゆき
美術 : 渋谷幸弘
音楽 : 吉森信
・キャスト
津村容莉枝 : 島本須美
津村椋雄 : 高良健吾
名取周一 : 石田彰
上映時間 : 105分
映画の感想(ネタバレも少しあります)
・TVアニメ版が好きな方にはオススメします
少女マンガですけど、性別を問わずに楽しめる『夏目友人帳』のTVアニメシリーズを以前から観ているので、この劇場版もWOWOWで録画して観ました。
劇場版は、作者の緑川ゆき先生監修のオリジナルストーリーということで、アニメのイメージを壊すことなく、人気の要素が詰まったストーリーでした。劇場版だからといって、急に世界の危機に巻き込まれたり、激しいバトルが展開する訳ではないところが、このアニメらしいのではないでしょうか。逆に、あまり馴染みのない方には物足りないストーリーかも知れません。
ちなみに、劇場版らしいスペシャルな要素と思われる点として、
・ニャンコ先生がいつもより多い!
冒頭のあらすじに書いた通り、ニャンコ先生が3匹の小ニャンコ先生に分裂するのがカワイイです。道で見かけたら、劇中の女の子のように連れて帰りたくなるでしょう。
・名取周一さんも登場する
恐らく人気があるであろう、イケメン妖怪祓い人の名取さんとその式神たちも登場します。一応、劇場版らしい妖怪祓いのバトルもありますので、後半に活躍します。
主役の夏目貴志くんの子供時代にあった、ちょっと悲しいエピソードや、祖母で友人帳を集めた張本人のレイコさんの無敵エピソードが、大事な要素として語られます。レイコさんはカッコいいけど、ちょっと寂しそうですよね。。
・劇場版オリジナルキャラの声を有名俳優が担当している
この劇場版のオリジナルキャラである「津村容莉枝」は、島本須美さん(ナウシカ!)で、その息子である「津村椋雄」は、高良健吾さんです。声優を使わないことには賛否があると思いますが、この作品の高良さんについてはそれほど気にならなかったです。
TVの延長ともいえる劇場版ですが、TVシリーズと同様の優しい気持ちになれる映画でした。
☆よろしければ、ポチっとして貰えると嬉しいです!
※映画DVDはこちらからご購入ください
【送料無料】劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜 Blu-ray/アニメーション[Blu-ray]【返品種別A】