「歌舞伎町シャーロック」（アニメ）のあらすじと感想

第２４話「歌舞伎町で会おう」のあらすじ

　長屋の探偵たちに助けられ、シャーロックとワトソンは区庁舎からの脱出に成功する。モリアーティの残した小夜の迷言集に挟まれた片喰（かたばみ）、その意味することに気がついたシャーロックは、モリアーティの真相を確かめるべく、ワトソンと共に歌舞伎町へと舞い戻る。

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※画像とあらすじは「歌舞伎町シャーロック」公式ＨＰより転載しました

　前回の記事もご覧ください

感想（ネタバレあります）

・モリアーティの真実とは…？

　前回のラストで、モリアーティの居場所を推理したシャーロックたちは、歌舞伎町に戻ってきました。すっかり正常に戻ったシャーロックは、モリアーティによる暗示＝数字の謎を解き明かし、モリアーティが潜んでいる隠れ家を見つけ出しました。

　モリアーティが、ビルから飛び降りたのに生きているという謎は不明なままですが、モリアーティの暗示で自殺した犯罪者たちの数字には意味があったんですね。しかし、このアニメでは謎ときをちゃんと説明してくれないので、なんだかモヤモヤしてしまいます。

　また、前回ワトソンが出会ったモラン家の家政婦・カーライルの話から、妹のアレクサンドラの深い愛情と、モリアーティが彼女を殺さなかったわけを知ったのでした。アレクサンドラはモリアーティの異常性を知りながらも、彼を見守ることで生きる力を得ていたのでした。

　ちなみに、シャーロックにやたらと絡んできた兄・マイクロフトは、単なる”ブラコン”でシャーロックが心配だっただけでした。なんだそりゃ…。

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　シャーロックは「モリアーティという少年の真実」について、推理落語を披露します。それは、自分も同類でありながら導くことが出来ず、”殺人者”となってしまうことを救えなかった悔恨の想いに満ちたものでした。

　そして、モリアーティはシャーロック達の元から去りました。しかし、歌舞伎町の探偵たちはこれまで通りに活躍していくことでしょう。

　２人の天才・シャーロックとモリアーティを巡る、一風変わったシャーロック・ホームズのオマージュでしたね。

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