『ミスター・ガラス』のあらすじと感想(ネタバレ、キャスト、WOWOW映画)
あらすじ(公式ホームページより転載しました)
フィラデルフィアのある施設に3人の特殊な能力を持つ男が集められ、研究が開始された。彼らの共通点はひとつ――― 自分が人間を超える存在だと信じていること。
不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、そして非凡なIQと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つ”ミスター・ガラス”(サミュエル・L・ジャクソン)。
彼らは人間を超える存在なのか?最後に明らかになる”驚愕の結末”とは?
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督、脚本 : M・ナイト・シャマラン
製作総指揮 : スティーヴン・シュナイダー
製作 : マーク・ビエンストック 、 ジェイソン・ブラム
音楽 : ウェスト・ディラン・ソードソン
撮影 : マイケル・ジオラキス
・キャスト
ケヴィン・ウェンデル・クラム : ジェームズ・マカヴォイ
デヴィッド・ダン : ブルース・ウィリス
イライジャ・プライス(ミスター・ガラス) : サミュエル・L・ジャクソン
ケイシー・クック : アニャ・テイラー=ジョイ
エリー・ステイプル : サラ・ポールソン
上映時間 : 129分
映画の感想(ネタバレもあります)
・『アンブレイカブル』『スプリット』の続編です
今回も洋画です。自宅で過ごすGWで、順調に録り溜めた映画を観ています。映画を観てみようと思っている方に、少しでも参考になれば良いなと思います。
本作品は、『シックス・センス』などで有名なM・ナイト・シャマラン監督の、『アンブレイカブル』と『スプリット』の続編であり、3部作としての最終作品となります。ですので、出来れば他の2作品も観ておいたほうが、より作品を楽しめることになります。ただ、私はジェームズ・マカヴォイが好きなので、『スプリット』しか観てませんが^^;。
映画の内容ですが、『アンブレイカブル』で、列車事故に遭いながら一人生き残った男・”監視人”デヴィッド(ブルース・ウィリス)は非合法に犯罪人を取り締まるヒーロー活動を続けていたところ、『スプリット』で女性誘拐事件を起こして逃亡していた男・”群れ”ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)を捕えるのですが、その際に警察に逮捕されてしまいます。そして、2人はある精神病院に移送されるのですが、そこには『アンブレイカブル』で列車事故を起こした大量殺人犯・”ミスター・ガラス”イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)も入院していたのでした。
3人は、精神科医のエリー(サラ・ポールソン)の治療を受けるのですが、彼女は3人の特殊能力を単なる”幻想”として思い込ませようとします。彼女のこの治療には、”ある思惑”があるのですが、それを察知したイライジャは、その高い知能によって彼女の想像を遥かに超える策略を巡らせていたのでした。
『スプリット』で多重人格者を演じた、ジェームズ・マカヴォイが今回も多彩な演技をみせてカッコ怖いです。最強の人格”ビースト”のときは、凄い肉体美を披露して「超人ハルク」を思わせます。もちろん、ブルース・ウィリスも正義のヒーローで”ビースト”と互角の戦いで、マーベルほどでは無いですがヒーローアクション的な要素もあります。
”ヴィラン”ケヴィン&イライジャvs”ヒーロー”デヴィッドの超人対決が繰り広げられる展開でしたが、彼らにまつわる意外な事実が明らかになると共に、予想外の結末が待っていました。この結末には賛否が分かれるところだと思いますが、私は「アリ」だと思いました。何より、『スプリット』のケヴィン=ジェームズ・マカヴォイとケイシー=アニャ・テイラー=ジョイの結末が観れて良かった。
シャマラン監督のヒーロー解釈を描いた3部作で、虐げられている人達に希望を与えたいという夢を描いた作品だと思います。好みは分かれるでしょうねぇ…。
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