『ＭＧＵＳ』（血液検査、多発性骨髄腫、精密検査）
人間ドックの結果で「Ｍ蛋白血症」の疑いがあるということで、１０月に受けた「骨髄穿刺（こつずいせんし）」検査の結果を聞きに行ってきました。詳しくは、下の記事に書いていますが、この結果によっては「多発性骨髄腫」という名前の、血液のガンに罹っている可能性がありましたので、なかなかスリリングな時間でした。。
※よろしければ、前回の記事もご参照ください。
●検査の結果は、、、
もったいぶらずに結果を書きますと、一番恐れていた”多発性骨髄腫”（血液のガン）の前段階である『ＭＧＵＳ』という診断結果でした。ガンの予備軍ですが、ギリギリセーフというところであるようです。
まぁ、ひとまず安心出来ました＾＾；。
●ＭＧＵＳとは
ＭＧＵＳとは、日本語で言うと「単クローン性免疫グロブリン血症」の頭文字をとった病名です。採取した骨髄液を分析した結果、形質細胞と呼ばれる骨髄腫細胞が、正常な人よりも３倍ほど多くなっていることが分かりました。この形質細胞の量がさらに多くなってしまうと、「多発性骨髄腫」を発症したことになるそうです。
症状としては、実は無症状であることがほとんどです。（私もそうです）
形質細胞は、ウイルス等を攻撃する人体の免疫系の働きから作られるものですので、ある程度は含まれているのですが、通常は正常時には減少していくのですが、これが無駄に多量に作られてしまう状態になっているようです。
私の免疫システムは無駄なことをしてしまっているのですね…。
●下のリンクもご参照ください
単クローン性免疫グロブリン血症（MGUS）｜電子コンテンツ|日本医事新報社
●今後の治療は…
とりあえず、最悪の結果ではありませんでしたが、、このＭＧＵＳの患者から年に１％の割合で多発性骨髄腫になってしまう人がいるそうです。まさに、ガン患者の予備軍になりました。。
もしも、多発性骨髄腫になってしまうと、骨がもろくなったり免疫機能が低下するといった症状が現れるそうです。
ですので、今後の治療としては”経過観察”が必要となってくるので、定期的な血液検査や尿検査を行うことになりました。骨がもろくなるのは、カルシウムが溶けだしてくるためなので、血液検査で分かるそうです。ＭＲＩ等の高額な検査じゃなくて良かった…。
これからは３か月毎に検査して経過観察を行います。それでも、ガンじゃないと分かりホッとしましたし、症状もありませんのでこれまで通り筋トレを頑張りたいと思います＾＾。
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