『IT THE END』のあらすじと感想(ジェームズ・マカヴォイ、スティーヴン・キング、ホラー、ネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画)
あらすじ(公式ホームページより抜粋しました)
裏社会の聖域小さな田舎町で再び起きた連続児童失踪事件。幼少時代、”それ”の恐怖から生き延びたルーザーズ・クラブの仲間たちは、27年前に固く誓い合った<約束>を果たすために町に戻ることを決意する。だが”それ”は、より変幻自在に姿を変え、彼らを追い詰めて行くのだった……。
なぜ、その町では子供が消えるのか?
なぜ、事件は27年周期で起きるのか?”それ”の正体と目的とは?
果たして、すべてを終わらせることが出来るのか!?
※公式ホームページは下のリンクから確認できます。
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』ブルーレイ&DVDリリース
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : アンディ・ムスキエティ
原作 : スティーヴン・キング
製作 : バルバラ・ムスキエティ、ダン・リン、ロイ・リー
脚本 : ゲイリー・ドーベルマン
音楽 : ベンジャミン・ウォルフィッシュ
撮影 : チェコ・ヴァレス
・キャスト
ビル : ジェームズ・マカヴォイ
ベバリー : ジェシカ・チャステイン
ペニーワイズ : ビル・スカルスガルド
リッチ― : ビル・ヘイダー
マイク : イザイア・ムスタファ
ベン : ジェイ・ライアン
エディ : ジェームズ・ランソン
スタン : アンディ・ビーン
上映時間 : 170分
映画の感想(ネタバレもあります)
・前作を観てから観ましょう。キング好きなら良い映画。
スティーヴン・キングの作品は小説を読んだことはありませんが、映画やドラマはだいたい観ています。あらすじや予告で興味を惹かれるのですが、実際に観て面白いのは半分ぐらいでしょうか。(個人的な感想ですが…)
今回は、以前にブログでご紹介したことがある『IT(イット)』の続編で完結編である、『IT THE END』です。
前作を観ていないと全く面白くないので、必ず観ておいてください。
※よろしければ、前作の紹介記事もご参照ください
ざっくり言えば、名作と評価が高い『スタンド・バイ・ミー』のホラー版でしょうか。そして、今回は町に潜む怪物”IT”と戦った少年少女たちが、大人になって再集結し”IT”と最終決戦を繰り広げる、というストーリーです。
前作を観た人は必見ですよね。
さて、映画の感想ですが、、
ピエロのような外観の怪物”IT”=ペニーワイズが27年ぶりに復活し、また子供たちや大人までも襲い出すのですが、このあたりはホラー映画らしく不気味です。大人になった少年少女たち=ルーザーズ・クラブのメンバーたちが町に戻り、ペニーワイズと対決するための準備を、うまく過去のエピソードを絡めながら描かれます。前作から何年も経っているのに、子供たちは当時のままの姿なので、前作を撮影したときに今作のシーンも撮影してたのかな?子供時代と大人時代がうまく交互に入れ替わるのが、飽きずに観られるのは、さすがにキング原作だからでしょう。
映画は約3時間という長編でかなり長いので疲れますが、次々と展開が進むので飽きずに観ることが出来ました。基本的にホラー映画は苦手なのですが、キング作品は観れてしまうのが不思議です。
ただ、逆に純粋なホラー映画が好きな人のは物足りないかも知れません。ルーザーズがペニーワイズから攻撃されるシーンが、現実なのか想像なのかよく分からなかったり、”ペニーワイズの正体”が宇宙から降ってきた存在である、という種明かしや最後の闘いがモンスター的だったりするのが、日本人の感性には合わないかも知れません。
ですが、個人的に好きな俳優=ジェームズ・マカヴォイが出てるのと、前作と合わせてスッキリと結末がまとまっているので面白い作品だったと思います。
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