『ジョーカー』のあらすじと感想(ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、トッド・フィリップス、サスペンス、アクション、ネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画)
あらすじ(公式ホームページより抜粋しました)
「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、どん底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?切なくも衝撃の真実が明かされる!
※公式ホームページは下のリンクから確認できます。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : トッド・フィリップス
製作 : トッド・フィリップス、ブラッドリー・クーパー 他
脚本 : トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー
音楽 : ヒルドゥル・グーナドッティル
撮影 : ローレンス・シャー
・キャスト
アーサー・フレック : ホアキン・フェニックス
マレー・フランクリン : ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド : ザジー・ビーツ
ペニー・フレック : フランセス・コンロイ
トーマス・ウェイン : ブレット・カレン
アルフレッド・ペニーワース : ダグラス・ホッジ
上映時間 : 122分
映画の感想(ネタバレもあります)
・評価の高い作品ですが、好みは人それぞれですね
上映時の評判が良く、アカデミー賞の主演男優賞と作曲賞を受賞したという、この『ジョーカー』。主演のホアキン・フェニックスが出演していた映画を以前にも紹介していましたし、期待してこの作品も観てみました。
※以前の映画レビューもよろしければご覧ください。
題名の『ジョーカー』は、『バットマン』の有名な悪役で、過去にはジャック・ニコルソンなど有名な俳優が演じています。
そして、今作品のホアキン・フェニックスも観るからに痛々しいぐらい役にハマっていて、アーサー・フレック⇒ジョーカーとなっていく様を見事に演じています。なんでも、この役を演じるために体重を20kg以上落としたらしく、以前に観た映画とはまるで別人のように感じました。役者さんって凄いですよねぇ…。
ただ、個人的な好みとしては、やはりこういう”悪役”の誕生譚とか主役にしたスピンオフ映画というのは好きではありませんね。『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターなんかも、有名ですし人気もあったようですが個人的には好きではありません。
生い立ちや病気というハンディキャップや時代背景から、元々は悪人ではなかったアーサーという男が、あるきっかけで犯罪者へと突き進んでいくストーリーですが、そのような状況にある人やもっと酷い状況にある人はいくらでも居ると思う。むしろ、この程度の理由で犯罪王になるというのは、侮辱しているのか?と思ってしまった。
また、そこらじゅうで犯罪が起こっているゴッサムシティで、ピエロの恰好をした犯罪者が3人を銃殺しただけで、英雄扱いされたり暴徒の中心になるような都合の良い扱いも解せなかった。。もしかすると、全てがアーサーという男の妄想なのかも?という気もしますが……。
映画の中で、ロバート・デ・ニーロが演じた人気司会者のマレー・フランクリンのセリフにある通り、『自分を憐れんで、殺人の言い訳を並べているだけだ』が、この映画を観た感想でした。
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