『マジンガーZ/INFINITY』のあらすじと感想
(兜甲児、剣鉄也、弓さやか、炎ジュン、志水淳児、永井豪、邦画、アニメ、ロボット、SF、ネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画)
あらすじ(公式ホームページより転載しました)
かつて世界征服を目論む悪の天才科学者Dr.ヘルによって滅亡の危機に瀕した人類。しかし“鉄くろがねの城”と呼ばれたスーパーロボット“マジンガーZ”を操る兜甲児とその仲間の活躍により、平和な時を取り戻していた。
そして世紀の戦いから10年―。
パイロットを離れ科学者となっていた兜甲児はある日、富士山地中に埋まった超巨大遺跡インフィニティと、そこから現れた謎の生命体リサに遭遇する。そして、時を同じくして謎の復活を遂げたDr.ヘル。彼は無限の可能性を秘めるインフィニティで、かつての野望を完遂しようとしていた。
有史以来最大の危機、絶体絶命の状況の中、伝説のパイロットがマジンガーZと共に再び立ち上がる。
※映画公式ホームページは下のリンクから確認できます。
『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』 | 大ヒット上映中! - Mazinger Z
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : 志水淳児
原作 : 永井豪
脚本 : 小沢高広
音楽 : 渡辺俊幸
・キャスト
兜甲児 : 森久保祥太郎
弓さやか : 茅野愛衣
剣鉄也 : 関俊彦
炎ジュン : 小清水亜美
リサ : 上坂すみれ
Dr.ヘル : 石塚運昇
上映時間 :95分
映画の感想(少しだけネタバレもあります)
・懐かしいというより、『スーパーロボット大戦』ぽい
今回の映画の感想も、WOWOWで観た邦画でアニメ映画です。(だいぶ前に放送されたものを録画して、やっと観ました^^;)
その映画は、永井豪先生原作の有名なロボットアニメのその後を描いたオリジナル映画の『マジンガーZ・INFINITY』です。個人的には、もう少し下の世代ですが、再放送で何度も観てましたし、永井豪先生の作品は好きですので期待と心配が半々ぐらいの気持ちで観てみました。
※前回のWOWOW映画の紹介記事は下記をご参照ください
映画を観た感想としては、キレイなビジュアルに並行宇宙などの最新の科学ネタを題材にしていて、オリジナルストーリーの続編としてはよく考えているな、と思いました。兜甲児と弓さやかの恋愛が、イマイチ進展していないところも有りそうですし、マジンガーZとグレートマジンガーがTVアニメでの必殺技のままで活躍しているのも良いと思います。まぁ、マジンガーZが”ツギハギ”みたいなデザインになっているのは賛否両論あるかも知れませんが…。
とはいえ、(自称)アニメ好きの厳しい目でエラそうに批評してしまうと、個人的には肝心のロボットバトル部分はあまり面白くなかったと思います。マジンガーZもグレートマジンガーも、必殺技を次から次に繰り出して、見た目には派手でカッコよさげですけど、あまりに出し過ぎると『スーパーロボット大戦かいな。。』とため息交じりに思ってしまいました。。1時間半ほどの映画に詰め込みますし、出てくる敵の数も多過ぎるのですから、仕方がない面もあるとは思いますけど、ちょっと単調に感じてしまいます。(グレートマジンガーは最初に登場して、ズバッと必殺技を披露して終わりでした)
また、ラスボス=インフィニティ―とのバトルも、ワンパターンかな。。おいおい、また”世界中の心が一つになってヒーローの力となる”が出たか…。『逆襲のシャア』を連想してしまいました。同じようなシーンを観ても、もう感動しませんよね(-_-;)。
好きな方にしかオススメしません。。
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