『砕け散るところを見せてあげる』のあらすじと感想
（中川大志、石井杏奈、堤真一、ＳＡＢＵ、竹宮ゆゆこ、邦画、ラブロマンス、サスペンス、青春映画、ネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画）
あらすじ（公式ホームページより転載しました）
平凡な日々を送る濱田清澄はある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃に出会う。玻璃は救いの手を差し伸べてくれる清澄に徐々に心を開くようになるが、彼女には誰にも言えない秘密があった…。その秘密に気づき始めた清澄に<恐るべき危険>が迫り、友人の田丸や尾崎姉妹も心配する中、物語は予測できない衝撃の展開を見せていく。
この物語は、ラブストーリーなのか、サスペンスなのか…。ラストは世代を超えた壮大な愛に包まれる。
※公式ホームページの紹介です。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 ： ＳＡＢＵ
原作 ： 竹宮ゆゆこ
脚本 ： ＳＡＢＵ
撮影 ： 江崎朋生
音楽 ： 松本淳一
・キャスト
濱田清澄 ： 中川大志
蔵本玻璃 ： 石井杏奈
田丸玄悟 ： 井之脇海
尾崎・妹 ： 清原果耶
尾崎・姉 ： 松井愛莉
玻璃の父 ： 堤真一
上映時間 ：１２８分
映画の感想（少しだけネタバレもあります）
・青春物語と思いきや、予想外の展開がハマりました
今回ご紹介する映画は、WOWOWで観た久しぶりの邦画です。ほぼ初めて観る青春ロマンス映画です。その初体験の映画とは、『砕け散るところを見せてあげる』です。主演は中川大志さんで、個人的には”世界一イケメン”の俳優だと思っています。もしも、誰でも好きな顔で生まれ変わることが出来る、というチャンスがあれば、絶対に中川大志さんにして欲しい、とお願いするでしょう。WOWOWでこちらの映画が放映されるのは知ってましたが、青春映画っぽいので観るつもりは無かったのですが、たまたま他に観る番組がなくて観てみたら、続きが気になってしまいついつい最後まで観てしまいました。途中から、本当に予想外の展開になっていきますので、ハラハラしましたよ。
※前回のWOWOW映画の紹介記事は下記をご参照ください
映画を観た感想としては、冒頭にネタばれというか、主役の清澄くんの息子（北村匠）の独白で”清澄くんが死んでしまう”ことが分かってしまいますが、それまでの出来事が描かれています。平凡な（イケメンキャラではない）清澄くんが酷いイジメを受けていた下級生の玻璃（石井杏奈さん）を助けることから、色々な事件に巻き込まれていきます。ちなみに、”玻璃”とは水晶のことらしく、彼女のお母さんの名前は”瑠璃”だそうです。中川さんはこんなにイケメンなのに、結構天然っていうかボケたりするイイ人キャラを演じることが多いような気がします。その辺も、逆にカッコイイなぁと思います。
そして、清澄くんに出会って少しずつ普通の女の子のように振舞いだす玻璃さんと、しばらく微笑ましい”青春”シーンが続くかとほっこりと観ていたら、、、玻璃さんの父親が登場することで、急にサスペンスとバイオレンス色が出てきます。父親を演じるのが、堤真一さんで平凡なサラリーマンっぽいけど内面のコワさを滲ませるのが流石ですね。やはり、良い役も悪い役も演じ切るのが名優の証でしょう。
そして、２人はトンデモナイ事実を知ってしまい、父親のせいで危険な目に遭います。果たして、２人は結ばれて幸せになるのでしょうか？
映画のラストに、下の写真のシーンが再度流れます。この演出がニクいです。不覚にも、感動してうるうるとしてしまいました(T_T)。
何気なく観てみたけど、印象に残る映画でした。
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