『鎌倉殿の13人』(第1話)のあらすじと感想
(中川大志、小栗旬、大泉洋、三谷幸喜、大河ドラマ、NHK、歴史、ネタバレ)
あらすじ(公式ホームページより転載しました)
1175年、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時(小栗旬)が兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らとのんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源頼朝(大泉洋)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣)と恋仲になり、男児が生まれたことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之)は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令がくだり……
※NHKの公式ホームページの紹介です。
感想(少しだけネタバレもあります)
・『真田丸』以来の三谷作品に期待しています!
今回は、珍しくドラマの話です。NHKの大河ドラマは子供の頃は(親の付き合いで)毎年観ていましたが、大人になってからは面白そうな作品だけ観ています。そして、今年=2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は毎週視聴することにしました。その理由は2つあります。
1つ目は、三谷幸喜先生の脚本だからです。前回観た大河ドラマは『真田丸』で、全話録画して楽しませて貰いました。史実と違って脚色しすぎ、みたいな批評をする人もいるようですが、歴史好きの三谷先生の想像力と創造力を楽しむのが正しい観かただと思います。(『キングダム』もほぼ創作だけどメチャ面白いですしね)それに、三谷先生の配役も感心するほど適材適所だと思います。
2つ目は、個人的に応援している俳優の中川大志さんが、かなり重要な役で出演しているからです。これは、上に書いた”三谷先生の配役の妙”でもあるのですが、『真田丸』で豊臣秀頼という美丈夫に配した慧眼の通り、今回の『鎌倉殿の13人』でもイケメン&清廉潔白で坂東武者の鑑と評される畠山重忠を演じます。歴史好きですが、「信長の野望」の武将以外は教科書に載っている程度した人物を知らず、鎌倉時代は頼朝・義経ぐらいしか知りませんでしたので、畠山と聞いてもピンときませんでしたけど、三谷先生はよくご存じでした。まさに、ピッタリの配役だと思いますので、中川さんの活躍を楽しみに視聴したいと思っています。。
※以前に、中川大志さん主演映画を紹介した記事もよろしければご参照ください
その第1話を観た感想としては、冒頭に『スターウォーズ・EP6』のパロディと思われる、樹林を馬で疾走するシーンは”ご愛嬌”として、全体的には初回らしい主要な登場人物の顔見せ紹介的な感じでした。主役の北条義時(小栗旬)が、兄・宗時(片岡愛之助)や源頼朝(大泉洋)に振り回されるという、平凡で少し気弱な青年のドタバタでコミカルなストーリーでしたが、その裏に争乱の嵐を予感させるシビアな面も少し滲ませていました。女性に手が早くて軽薄な都人の雰囲気だけど、裏では息子を殺されて復讐を誓う激情を持った頼朝を見せているのが流石のシナリオだと思いました。そして、注目している畠山重忠(中川大志)も初回からワンシーンでしたけどしっかりと出演していて、清廉潔白な性格とイケメンぶりをしっかりと出してましたね。何より驚いたのは、オープニングクレジットで、中川さんは5番目(しかも単独)に出てきたことです。片岡愛之助さんよりも前ですよ。かなり重要な役になることが予想されて、期待度が更に増しましたね。
※中川さんが演じる「畠山重忠」については、下のリンクをご参照ください
畠山重忠とは?人物解説!中川大志が演じる男は本当にイケメンだった?【鎌倉殿の13人予習シリーズ】 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン
毎週楽しみに視聴して、感想記事も書いていこうと思っています。
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