『マスカレード・ナイト』のあらすじと感想
(木村拓哉、長澤まさみ、東野圭吾、鈴木雅之、サスペンス、ミステリー、邦画、ネタバレ、キャスト・スタッフ、上映時間、WOWOW映画)
あらすじ(WOWOWホームページより転載しました)
ある日、警察に匿名の密告状が送られてくる。それは、数日前に都内のマンションで起きた不可解な殺人事件の犯人が12月31日にホテル・コルテシア東京で開かれる年越しカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”に現われるというものだった。大みそか当日、ホテルに設置された捜査本部に呼び出された警視庁捜査一課の刑事・新田は、潜入捜査のため、ホテルのコンシェルジュに抜擢された山岸と再びコンビを組むことに。
※映画の公式ホームページです。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : 鈴木雅之
原作 : 東野圭吾
脚本 : 岡田道尚
撮影 : 江原祥二
音楽 : 佐藤直紀
・キャスト
新田浩介 : 木村拓哉
山岸尚美 : 長澤まさみ
能勢和彦 : 小日向文世
氏原祐作 : 石黒賢
仲根緑 : 麻生久美子
本宮政治 : 梶原善
日下部篤哉: 沢村一樹
上映時間 :129分
映画の感想(少しだけネタバレもあります)
・続編としては良い出来の作品ですね。
今回も撮りだめているWOWOW映画の感想です。年末近くなり、最近の話題作品、特に邦画が放送されるのではないかと予想されますので、今回も邦画で年末に合う作品ということで『マスカレード・ナイト』を観ました。上の”あらすじ”に書いてある通り、劇中で描かれるのが大みそかの年越し仮装パーティー”マスカレード・ナイト”だからです。
こちらの作品は、木村拓哉さんと長澤まさみさんの競演でヒットした『マスカレード・ホテル』の続編となっています。原作が人気作家の東野圭吾さんであり、本作品も同様に東野さんの原作を映画化しておりますので、期待できそうです。
※よろしければ、前回の映画感想記事もご参照ください
映画のストーリーとしては、前作と同じ人物設定で舞台となるのも同じ”ホテル”。現実的には起こりそうもない設定でも、嘘っぽさが無いのは原作がしっかりしているからでしょうか。前回と違う点とすれば、”友情出演”の明石家さんまさんが、前作『-・ホテル』ではよ~く探さないと見逃すような出演だったのが、今作『-・ナイト』ではとことん目立つ出演?だったので、最初から笑ってしまいました(^-^)。
一方、今回の事件でも、様々な”怪しい人物”が登場して、だれが仮面を被っているのか?うまく興味を惹きながらストーリーが展開しますので、2時間という上映時間もほとんど苦になりませんでした。木村拓哉さんも長澤まさみさんも役柄に良くマッチしていて、目新しさはありませんが安定感は間違いないと思いました。
事件の謎解きも、もちろんネタばれはしませんが、一筋縄ではいかない最後まで楽しめる作品だと思います。
ただ、個人的にやっぱり邦画があまり楽しめない点がありまして、、それはやはり出演する俳優さんがほぼ同じような顔ぶれである点です。今作品も、『相棒』や『HERO』などの常連さんが多くて、様々な怪しい人物を登場させるのであれば、滅多に見かけない俳優が多数出演するほうが謎めいて良かったと思います。フジテレビ制作の映画なので、スポンサー等から資金を集めるのに楽なのでしょうが、せっかく映画を作るならばもっと色々な才能ある俳優さんを起用することを願います。
今回は、十分に観る価値のある”映画”だと思いました。まだ第3弾もあるかも知れませんね。
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