『ゴジラ・怪獣惑星』のあらすじと感想(第1章、ネタバレ、キャスト、アニメ、WOWOW映画)
あらすじ
巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけて辿り着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予想値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に2万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。
果たして、人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は―――。
※画像とあらすじは公式ホームページから転載しました
<全三部作:最終章>アニメーション映画『GODZILLA 星を喰う者』OFFICIAL SITE
スタッフ・キャスト
・スタッフ
音楽 : 服部隆之
アニメーション制作 : ポリゴン・ピクチュアズ
・キャスト
ハルオ・サカキ : 宮野真守
ユウコ・タニ : 花澤香菜
マーティン・ラッザリ : 杉田智和
アダム・ビンデバルト : 梶裕貴
ムルエル・ガルグ : 諏訪部順一
エリオット・リーランド : 小野大輔
上映時間 : 89分
映画の感想(ネタバレもあります)
今さら、「ゴジラ」をアニメ化してもな…、と思いながら観始めましたが、原案・脚本が『サンダーボルト・ファンタジー』の虚淵玄さんと分かり、俄然興味が湧いてきました。
※『サンダーボルト・ファンタジー』については過去記事をご参照ください
この世界の”ゴジラ”は、異星人と連合した地球人類や、他の怪獣を駆逐して地球を生態系から支配してしまっています。地球を追い出された人類連合は、「シドニアの騎士」のように生存可能な惑星を求めて宇宙を彷徨っていましたが、諦めて地球に帰還することになります。あらすじに書いたとおり、帰還した地球では既に2万年もの年月が経過しており、地球の生態系もすっかり変化していました。
地球で暮らすためには、今度こそ”ゴジラ”を駆逐しなくてはならず、ゴジラに強い憎しみを持つ青年・ハルオ大尉は、地球人の降下部隊隊長・リーランド大佐や”エクシフ”の神官・メトフィエス、”ビルサルド”のガルグ中佐たちの協力を得て、”ゴジラ”殲滅に挑みます。
”ゴジラ”の支配する地球に降下する部隊の隊長・リーランド大佐のCVが小野大輔さん=調査兵団・エルヴィン団長なので、ついつい「進撃の巨人」を連想してしまいます。(ハルオ大尉のキャラもエレンに似てる)また、巨大なゴジラに立ち向かう人類が機動兵器=ホバーバイクで動き回るところや、ゴジラにトドメを刺す(文字通り)”EMPプローブ”が”雷槍”に似ているところも「進撃の巨人」を連想させます。
多くの犠牲を出しながら、ハルオ大尉が考えた作戦通り、見事に”ゴジラ”を駆逐した人類でしたが、喜びもつかの間信じられない事態が生じてしまいます。
そうです、この映画は「全3部作」の第1部なので、ここで”ゴジラ”を倒してしまうことは出来ませんでした。絶望的な状況のまま終わってしまいますが、第2部ではどのような展開が待っているのでしょうか?
ちなみに、「スター・トレック」の”バルカン星人”を連想させる異星人・エクシフと、”クリンゴン星人”を連想させる異星人・ビルサルドは、それぞれ次回以降に「ゴジラ」シリーズで有名な”アノ怪獣たち”と深い関係があります。そういう意味でも、間違いなく「ゴジラ」の系譜を受け継ぐ映画だと思います。
CGアニメは苦手ですが、「シドニアの騎士」と同じポリゴン・ピクチュアズなので大丈夫でした。全3部作のなかで人類はどのような結末を迎えるのでしょうか?
第2部に続きます。
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