『進撃の巨人』アニメ第７０話のあらすじと感想

『進撃の巨人』アニメ・第７０話のあらすじと感想

　”ファイナルシーズン”を絶賛放映中の『進撃の巨人』ですが、前回の記事で書いた通り原作漫画の面白さに衝撃を受けてしまい、他のアニメとは別格ということで個別に記事にしていきたいと思います。とにかく、絶対に見逃してはいけないアニメです！

※よろしければ、前回の紹介記事もご参照ください

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『進撃の巨人 The Final Season』（あらすじ、感想、ネタバレ）

※画像とあらすじは各アニメの公式ＨＰより転載しました

第７０話「偽り者」のあらすじ

　行く当ても、手がかりも、帰れる保証もない。そんな彼らに手を差し伸べたのは、憎むべき悪魔だった。

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・エレン信奉者のフロック。この先も重要な役割があります。

（感想）

　パラディ島の壁内部で暮らしていたエルディア人達は、”世界の真実”を知ったことで、エレンの巨人の力で自分達の生き残りを図るべきだ、という考えを持つようになっています。その中心というか、先頭に立っているのがフロック達です。始祖の巨人が発動できる「地ならし」で、世界を威嚇しようと考えています。そして、そんなフロック達を陰で煽動しているのが、どうやらジークの命を受けたイェレナらしいのです。エレンの心変わりも同じく彼女＝ジークが関係しているのでしょう。
　一方、囚われていたガビとファルコは看守を襲って脱走してしまいました。ガビの、パラディ島に住む人達に対する悪意は凄まじく、吐き気がするほどです。ネットニュースではサシャさんを撃ち殺したことも相まって世界中からめちゃくちゃ嫌われているそうですが、その気持ちも分かります。『Ｖガンダム』のカテジナさん以来の憎まれ女性キャラではないでしょうか。。

　そして、逃げ出した彼らに救いの手を差し出したのが、カヤさんとブラウス厩舎の人達。そうです、ブラウスという名前から分かる通り、サシャさんの家族です。カヤさんの本当の母親は、マーレ人が放った巨人によって、彼女の目の前で食べられているのですが、ガビ達がマーレ人と知りながら彼らを助けたのでした。ガビの心に染み付いた憎しみはカヤさん達によって救われることになるのでしょうか？

●ガビとファルコの役割について
　ガビの、パラディ島の人達に対する憎しみと、エレンの、巨人達とその元凶であるマーレ人に対する憎しみが似ていると感じます。互いの勢力のなかで、相手に対する憎しみの代表者がエレンとガビなのでしょう。

　彼らには、その憎しみを鎮めようと抑える”良心”ともいうべき存在として、それぞれにアルミンとファルコがいます。この物語が『イデオン』のような悲劇になるのか否かは、彼らの活躍次第という気がします。

●「地ならし」の漢字について
　「地ならし」は、テレビの字幕では「地鳴らし」と書いてありました。しかし、超大型巨人が行う最終兵器「地ならし」は”彼らの足で世界中の大地を踏み潰して跡形もなく均してしまうこと”なので、「地均し」が正解ですね。均しって、漢字でこういう字になるんですね。スマホの辞書機能は有能だなぁ(笑)。

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