「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじと感想(少しネタバレ)
あらすじ
盗まれた3つのプルトニウムの回収に成功したIMFのエージェント、
イーサン・ハント。だが、仲間を救出する際にプルトニウムを再び奪われてしまい、
同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッションが下される。
手掛かりは“ジョン・ラーク”という男の名前と、彼が接触する“ホワイト・ウィドウ”
と呼ばれる謎めいた女の存在のみ。世界に刻一刻と迫る<週末の危機>。
チームの仲間や愛する人までもが危険に晒され、幾つもの<フォールアウト
(予期せぬ余波)>がイーサンに降りかかる・・・!
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : クリストファー・マッカリー
脚本 : クリストファー・マッカリー
音楽 : ローン・バルフェ
原作 : ブルース・ゲラー
製作総指揮 : トム・クルーズ 、 J・J・エイブラムス
デヴィッド・エリソン
・キャスト
イーサン・ハント : トム・クルーズ
ルーサー・スティッケル : ヴィング・レイムス
イルサ・ファウスト : レベッカ・ファーガソン
ソロモン・レーン : ショーン・ハリス
アラン・ハンリー : アレック・ボールドウィン
上映時間 : 147分
映画の感想(ネタバレもあります)
・前作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」からの続編ともいえます
トム・クルーズの代表作ともいえる「ミッション・インポッシブル」シリーズの
第6作です。基本的には、毎回完結しているので、本作だけで十分楽しめますが、
これまでの話、特に前作の「ローグ・ネイション」を観ておいたほうが、より楽しめる
と思います。
監督、脚本が前作と同じということもあり、主要なキャストや敵役が前作からの
設定を引き継いでいるからです。
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・ストーリーよりも、アクションがてんこ盛りでスリル満点です
物語の発端となる、イーサン自身によるプルトニウム奪還のミスはさておいて、
プルトニウムを再び取り戻すために、IMFチーム+CIAからの監視役=ウォーカー
は、テロリスト組織との仲介者であるホワイト・ウィドウの要求に従って、前作の敵役
で「シンジケート」のボス、ソロモン・レーンを奪取する。そのレーンを狙って、
テロリスト組織「アポストル」やMI6に戻ったイルサとIMFチームとの争奪戦が
繰り広げられます。
・パリ市街地での、バイク→BMWでのカーアクション。
・正体を突き止めた裏切り者=ジョン・ラークを追って、建物の間をひたすら走り
抜ける、イーサンのパルクールのようなアクション。
(このとき、トム・クルーズがリアルに大怪我をしたのは有名です。)
・ヘリコプター同士の空中チェイス
・ラストの岸壁での格闘アクション
次々と、こういったアクションシーンが繋がって、ハラハラ・ドキドキで飽きさせ
ません。
ストーリーや、敵と味方が誰なのか、などネタバレしなくても、薄々分かってしまい
ますが、細かいことは気にしないで楽しむのが、このシリーズの楽しみ方だと
思います。
ただ1点、最初にプルトニウムを奪われるのが、イーサンのミスなのですが、
その後の活躍が全て自分のミスの尻拭い感が出てしまうので、どうせなら他のスパイ
のミスという設定のほうが良かったかな、と思いました。
・トム・クルーズの年齢は、、
本作でも、スタント無しでアクションシーンに挑んだトム・クルーズは、1962年
生まれで今年(2019年)56歳!
映画を観る限りは、体力的な衰えは微塵も感じさせず、走って追いかけるシーン
なんかは、観てる私のほうが息苦しくなるくらいです(笑)
普段から、体力造りに励んでいるのでしょうが、続編はどうなるんでしょうね。
アクション・サスペンス映画が好きなかたには、2時間半という時間を忘れて楽しめる映画だと思います。