『ThunderboltFantasy(サンダーボルトファンタジー)東離劍遊紀3』第10話~第13話のあらすじと感想
(ネタバレ、最終回、人形劇、用語、キャラクター)
今回から2021年4月から始まった春アニメの中で、以前から大好きなシリーズである『サンダーボルトファンタジー』の第3期作品のざっくりとしたあらすじと感想です。相変わらず、人形劇の常識を超えたアクション活劇でワクワクしながら観ています。ラストの展開は今シリーズも素晴らしく、ネタバレ満載の感想になっていますので閲覧はご注意願います。
何度も書きますけど、観ていない方は、本当に観て欲しいです。
★画像とあらすじは公式HPより転載しました
※よろしければ、前回の記事もご参照ください
『サンダーボルト・ファンタジー3』(あらすじ、感想、ネタバレ)
第10話「聖剣の秘密」のあらすじ
殤不患が遠い過去世界で出会った神誨魔械の創造者、後に神仙として語り継がれる人物は、白蓮(ビャクレン)という異世界の住人だった。白蓮は魔界の侵攻を阻止せんとしたものの、異世界の歴史に介入する是非について悩んでいる最中だった。殤が未来からの来訪者だと知り、やはり自分の行いが未来に厄をもたらすのだと悟る白蓮。
一方、かつて禍世螟蝗と対峙した戦場へと転移した浪巫謠は、歴史を改編するか否か、究極の選択を迫られる。浪とはぐれたまま無界閣へと先に戻った殤不患は、捲殘雲と合流。刑亥の計画成就まで間がないことを知り、やむなく捲に魔剣目録に託した上で、もう一度刑亥たちに挑み儀式を妨害する決意を固めるが……
(感想)過去に飛ばされたショウは「神誨魔械(シンカイマカイ)」を作ったビャクレンさんと出会います。彼は実は”神仙”ではなく異世界から来た人でした。後の世に残る魔剣たちを集めたショウとの因果が導いた出逢いだったようです。一方、”謎の男”と共にカセイメイコウとの因縁の対決の地に飛んだロウは、辛い選択を迫られます。どうやら、”謎の男”の狙いはロウの方だったようですね。
第11話「遠い歌声」のあらすじ
殤不患の前に最悪の敵手として立ちはだかる凜雪鴉。だが一方で刑亥と異飄渺の間には、魔剣目録の行方を巡って摩擦が生じはじめる。さらに刑亥の魔の手は、鍛劍祠の丹翡にも伸びる。逢魔漏を使った投げ文に誘われて、単身、魔脊山へと向かう丹翡。
一方、浪巫謠は覆面の男の手引によって母の過去を見せられていた。そこでついに浪は自らの出生の秘密と、魔性の歌声の由来を知るに至る。
(感想)”謎の男”によって、自分の出生の秘密を知らされるロウフヨウ。
なんと、”謎の男”は魔界伯爵=アジベルファであり、彼が人間世界で誑かしたのがロウの母だったのでした。つまり、アジベルファとロウは親子だったんですね~。意外な真相でしたが、よく見ると髪の色がそっくりでした^^;。一方、ムガイカクに戻ったショウはケンサンウンと合流してケイガイの野望と阻止しようとしましたが、その二人を襲ったのは魅了されていたリンセツアでした。彼の刃に貫かれたケンサンウンは、本当に命を落としてしまったのでしょうか?
第12話「烈士再起」のあらすじ
刑亥からの手紙を受け取った丹翡は無界閣に向かい、その入り口で殤不患たちを探す浪巫謠と合流する。一方、刑亥と婁震戒は過去へとタイムスリップし照君臨の骸を回収するが、ここで婁は「過去の力を取り戻す」という七殺の言葉の意味が「照君臨として復活」することだと知り、愛する魔剣の姿が喪われると知って激しく動揺する。
萬軍破は、刑亥たちの真の目的である照君臨の復活を妨害するため行動を開始。囚われの殤不患にも最後の問答に臨み、魔剣目録による覇道の是非を問う。アジトに戻った刑亥たちは、阿爾貝盧法の力により魔界の門を開き、東離攻略の尖兵としての魔界の兵団を借り受け、無界閣はいよいよ一触即発の状態に……。
(感想)とうとう復活してしまった照君臨(ショウクンリン)。過去の世界に置いてけぼりになったロウシンカイさんがちょっと憐れです…。そして、久々に登場したタンヒさんは、自分の夫であるケンサンウンを殺めたリンセツアに問い詰めようとするのですが、そのリンこそが、なんとケンサンウンだったのでした!
い、いつの間に?!
どうやら、七殺天凌に魅了されていたリン⇒ケンサンウン、殺されたケン⇒イヒョウビョウ、イヒョウビョウ⇒本物のリンセツアだったのでした。イヒョウビョウさん、ほぼ活躍せずに死んでしまっていたのですね…。
第13話「照君臨」のあらすじ
魔剣目録に収蔵されていた神誨魔械を取り出して照君臨へと挑む萬軍破。だが神誨魔械を扱うための資格は萬軍破の想像を超えて険しく、逆に窮地に追い込まれる。浪巫謠と丹翡、捲殘雲とが助っ人に駆けつけ、皇軍、神蝗盟とともに阿爾貝盧法の兵団を阻むものの、それでも照君臨の魔力は圧倒的で苦戦を強いられる。
一方刑亥は、既に早い段階から自分たちが凜雪鴉の術中に嵌まっていたのではないかと疑念を懐き、状況を問いただすため牢に捕らえた殤不患の元に向かうが……。
(感想)カセイメイコウを裏切り、人類のために照君臨を倒すことを誓ったバングンハ将軍。魔剣目録で立ち向かおうとしますが、力量不足のため剣の実力を発揮しきれずに苦戦を強いられます。。そこにショウフカンが助太刀に現れ魔剣を操って照君臨と対等に渡り合います。炎の魔剣に身を焦がしながら闘うバングンハも、もう一振りの魔剣を操るショウもめちゃくちゃカッコいいです。
アニメとは違う実写とCGの融合エフェクトが本当にシビれます^^。
トドメを刺すことが出来ない照君臨の魔力に対して、打つ手が無いかと思われましたが、そこに飄々と現れたリンセツアの策略は、意表を突くものでした。まぁ、”彼”にとってはまさに「ハッピーエンド」でしたねぇ。
それにしても、ラストがまた気になる終わり方でしたね。これは、『サンダーボルトファンタジー4』も確実に観たくなりました。次回は、いつなのでしょうか!?
※アニメの公式サイトです
武侠ファンタジー人形劇 TVシリーズ3期『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』2021年4月3日(土)~放送・配信決定!
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