『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のあらすじと感想(ネタバレ、キャスト、WOWOW映画)
あらすじ(公式ホームページより転載しました)
リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)はピークを過ぎたTV俳優。映画スターへの道がなかなか拓けず焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。この二人の関係は、ビジネスでもプライベートでもまさにパーフェクト。しかし、時代は徐々に彼らを必要とはしなくなっていた。
そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。落ちぶれつつある二人とは対照的な輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―――。
そして、1969年8月9日―――それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起きる。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督、脚本 : クエンティン・タランティーノ
製作総指揮 : ジョージア・カカンデス 、 ユ・ドン
製作 : デヴィッド・ハイマン 、 シャノン・マッキントッシュ
撮影 : ロバート・リチャードソン
・キャスト
リック・ダルトン : レオナルド・ディカプリオ
クリフ・ブース : ブラッド・ピット
ブルース・リー : マイク・モー
トルーデイ・フレイザー : ジュリア・バターズ
上映時間 : 161分
映画の感想(ネタバレもあります)
・この映画は面白い、のかな?
今回も”自宅でWOWOW映画”です。私は洋画を見る時には、”誰が監督なのか?”を気にして観ることが多いのですが、この『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(長い…。)はクエンティン・タランティーノ監督です。彼の作品は、『パルプ・フィクション』から始まって、『キル・ビル』『イングロリアス・バスターズ』『ヘイトフル・エイト』とだいたい観てきました。
多分、好きな監督の一人なのだと思います。かなり暴力的な描写と先が読めない唐突なストーリー展開が、個人的に好みなのだと思います。
ですので、タランティーノ監督が有名な”シャロン・テート事件”を扱った作品を創り、それにレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演するとなれば、当然ながら期待してしまいます。WOWOWで放送されたので急いで観てみました。
作品を観終わった後の感想としては、「で、何がやりたかったの?」でした……。
確かに、ディカプリオは落ち目のハリウッドスターの哀愁と焦燥を演じ切り、ブラピは実にカッコいい自由人を演じてましたので、飽きることは無かったのですが、いつものハラハラする感じが欠けていました。バイオレンス要素もあるにはあったのですが、中途半端な感じです。得意の”火炎放射器”は健在でしたが、何故かちょっと遠慮気味でしたね。
あと、肝心の”シャロン・テート事件”についても、事件を起こす「マンソン・ファミリー」は登場しますし、シャロン・テートの純真さと美しさを描いくことで、ラストの悲劇を演出しているのかと思いきや、、
そういう展開になるか!?
この映画はパラレル・ワールドだったの?それとも、タランティーノ監督の「夢」を描いた作品だったのかな?
それから、”161分”という上映時間も長過ぎですね。。
もう1つの見どころというか印象に残ったのが、最近の洋画の感想で毎回書いている気がしますが、この映画にも将来が楽しみな女優さんが出てました。トルーデイ・フレイザーを演じたジュリア・バターズさんです。子役ですが、大人びた雰囲気の少女です。
GWの最期に視聴した作品としては物足りませんが、当たり外れの大きい監督ですので、期待と不安が半々なのも魅力かも知れません。ブラピはカッコいいです!
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