『太陽は動かない』のあらすじと感想
(藤原竜也、竹内涼真、福田雄一、邦画、アクション、スパイ、ネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画)
あらすじ(WOWOWホームページより転載しました)
ニュース配信会社を隠れみのに暗躍する諜報組織「AN通信」のエージェント、鷹野と田岡は、少年時代からすご腕のエージェントになるべく特訓を受けた上、心臓に小型爆弾を埋め込められ、24時間ごとに死の危険が迫るという過酷な運命の中で生きている。2人は海外に飛び、人類の未来を決めるであろう、ある次世代エネルギーの極秘情報をめぐり、世界各国のエージェントや裏組織が暗躍して繰り広げる死闘へ果敢に挑んでいく。
※映画公式ホームページは下のリンクから確認できます。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : 羽住英一郎
原作 : 吉田修一
脚本 : 林民夫
撮影 : 江崎朋生
音楽 : 菅野祐悟
・キャスト
鷹野一彦 : 藤原竜也
田岡亮一 : 竹内涼真
風間武 : 佐藤浩市
AYAKO : ハン・ヒョジュ
デイビッド・キム : ピョン・ヨハン
山下竜二 : 市原隼人
上映時間 :111分
映画の感想(少しだけネタバレもあります)
・観るならドラマ版のほうが良いです
今回の映画の感想も、WOWOWで観た邦画です。もっと言えば、WOWOWが製作した映画でもあります。その映画は、藤原竜也さんが主演を務めるアクション映画の『太陽は動かない』です。映画は小説を原作としていますが、小説版は読んでいません。また、オリジナルストーリーのドラマ版をWOWOWで放映していまして、私はこのドラマ版を視聴済みです。
※前回のWOWOW映画の紹介記事は下記をご参照ください
映画を観た感想としては、題材は良いポテンシャルがあるのに、それを生かし切れていないのが勿体ないかなぁ、と感じました。国際的な陰謀を背景にしたスパイもので、海外ロケに格闘やガンアクションもありつつ、有名な俳優さんたちが好演しているのだけれど、もっと息詰まるシーンが連続するような演出が欲しかった。途中に、藤原竜也さんが演じる鷹野の生い立ちが挿入されるのだけど、ちょっと多過ぎるかな…。緊迫感が出そうになるところで、話の流れを止めてしまっています。
ドラマ版のように、長い話数でそれぞれ途切れるような作りのときに、生い立ちみたいな話をじっくりとやれば良かったのですけどね…2時間弱ぐらいの映画版の場合で、特にこういうスパイアクションであれば、ハリウッド映画のようにノンストップで目まぐるしく展開が変わるほうが面白いでしょう。
製作費とかの問題よりも、色々と考えすぎてしまうところが、邦画のアクションが盛り上がらない原因なのかな?と思ってしまう映画でした。
個人的に、ドラマはじっくりと見応えがある作品でしたので映画も期待してしまいましたが、ちょっと盛り上がりに欠けてしまったかな。題材は良いと思うので、次はドラマでお願いします。
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