『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のあらすじと感想
(ロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、マット・リーヴス、アクション、サスペンス、ヒーロー、洋画、感想、ネタバレ、WOWOW映画、キャスト・スタッフ、上映時間、おすすめ)
あらすじ(WOWOWホームページより転載しました)
市長が家で何者かに襲われる事件が発生し、警察のゴードン警部補は犯行現場へ。そこに犯罪者と戦い続ける謎のヒーロー・バットマンも到着。ゴードンはリドラーと名乗る犯人から届いたクイズをバットマンに見せる。それをすぐに解いたバットマンだがゴードンの上司にその場から追い出される。実は大富豪ウェインであるバットマンは自身の執事ペニーワースとともに調査を始めるが、リドラーや別の悪党ペンギンらと激闘を繰り広げる。
※映画の公式ホームページです。
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スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : マット・リーヴス
製作 : マット・リーヴス 、 ディラン・クラーク
脚本 : マット・リーヴス 、 ピーター・クレイグ
音楽 : マイケル・ジアッキノ
撮影 : グレイグ・フレイザー
・キャスト
セリーナ・カイル/キャットウーマン : ゾーイ・クラヴィッツ
ジェームズ・ゴードン : ジェフリー・ライト
カーマイン・ファルコーネ : ジョン・タトゥーロ
オズワルド・“オズ”・コブルポット/ペンギン : コリン・ファレル
上映時間 :177分
映画の感想(少しだけネタバレもあります)
・全体的に暗い。そして、長すぎる…。
前回の『シン・仮面ライダー』に続いて映画の感想です。日本のヒーローに対して、アメリカのヒーロー作品を見比べてみました。今回観た作品は、以前にWOWOWで録画しておいた映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』です。過去にも何度か映画化されていますが、今回は主役のバットマンをロバート・パティンソンさんが演じる、とのこと。クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』が印象深かったのですが、今回の映画化はどうでしょうか。
※よろしければ、前回の映画感想記事もご参照くださいg-self.hatenablog.com
ストーリーは、もう何度も観て知っているバットマンの設定=両親を殺された謎の大富豪・ブルース・ウェインがバットマンとなって悪者を退治する、という状況になっています。そんな中、”あらすじ”にある通り、街の要人たちがリドラーに襲われる事件が相次ぎ、リドラーの正体と事件の背景をバットマンが探るという展開となっています。私が映画を観ながら感じたのは、画面全体が暗いですしバットマンの性格も暗いので、ず~っと暗くて見づらいです。街のギャングと要人たちとの裏の繋がりなどを暴いていくのですが、ヒーロー映画というよりもフィルムノワールのような、あるいは私が好きなジェイムズ・エルロイの探偵小説を思わせるような、暗くてハードな話でした。
個人的には、こういうストーリーを「バットマン」として作る必要があるのかな?と疑問に思います。同じヒーロー作品である「アベンジャーズ」との差別化なのかも知れませんが、エルロイ作品には遠く及ばないしヒーロー作品としては見せ場が少ない。少ないせいで、長々と話が続いてしまっている(上映時間が3時間!)ので飽きてしまいました。また劇中で、何度かニルヴァーナの曲が流されて、確かに映画の雰囲気に合っているのですが、ちょっとクドくて鼻につきました。
しかしながら、アメリカでの評判は良かったみたいで続編が予定されているそうですね…。
だいぶWOWOWで録画した映画が溜まっていますので、徐々に観ていきたいと思います。
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