『シン・仮面ライダー』のあらすじと感想
(池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、庵野秀明、石ノ森章太郎、アクション、特撮、邦画、感想、ネタバレ、PG12、キャスト・スタッフ、上映時間、おすすめ)
あらすじ(MOVIE WALKER PRESSホームページより転載しました)
“人類を幸福に導く”と謳う組織〈SHOCKER〉によってバッタオーグに改造された本郷猛は、緑川弘博士とその娘、緑川ルリ子とともに組織を裏切り、逃亡する。追ってくる敵を“プラーナ”によって得た力で殺してしまったことに苦悩する本郷。しかし、緑川弘が殺され、死に際にルリ子を託されたことで、『仮面ライダー』を名乗りルリ子と共に〈SHOCKER〉と戦うことを決意する。
※映画の公式ホームページです。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : 庵野秀明
原作 : 石ノ森章太郎
脚本 : 庵野秀明
音楽 : 岩崎琢
撮影 : 市川修 、 鈴木啓造
・キャスト
緑川ルリ子 : 浜辺美波
ハチオーグ : 西野七瀬
サソリオーグ : 長澤まさみ
政府の男 : 竹野内豊
情報機関の男 : 斎藤工
上映時間 :121分
映画の感想(少しだけネタバレもあります)
・迫力あるバトル。世界一美しいヒロイン。大満足です。
今回は久しぶりに映画館まで観に行った映画の感想です。その映画とは、現在も絶賛上映中の映画『シン・仮面ライダー』です。これまでの「シン」シリーズは観に行ってませんが、今回はどうしても映画館で観たい理由がありました。今作は、観客動員数としてはイマイチ振るっていない感じですが、個人的には行って大正解でした。少し不満な点もありましたが、総合評価としてはとても満足した映画でした。
※よろしければ、前回の映画感想記事もご参照ください
●映画館で観た映画としては⇩こちらの映画以来でした。前にも書きましたが、4月末にはWOWOWで放映されますので待ち遠しいです。
劇場版『Gのレコンギスタ』一挙放送記念!富野由悠季がつくる世界 | WOWOWオンライン
◎感想
○満足した点、おすすめポイント
まず、何よりも一番満足したポイントは、映画館の大スクリーンで”浜辺美波さんの美しい顔のアップが堪能できた”ことです。他にもいくつかの映画に出演されていますが、私が観たくなるような作品では初めてでしたので、ヒロインと決まった時点で絶対に観に行くと心に決めていました。そして、期待以上に浜辺美波さんの登場シーンが多くありましたので、ストーリー云々よりもまず庵野監督ありがとう、と感謝しました。
ストーリーも、「シン」との名に恥じず、バンダイによって子供向けのチープなブランド名と堕してしまった「仮面ライダー」を蘇らせてくれる内容でした。恐らくPG12指定にされてしまった要因だと思いますが、最初のバトルシーンでショッカー戦闘員を破壊する改造人間の異常な強さを印象づけました。そして、人体改造により兵器にされてしまった人間の戸惑いと悲哀を描き、ショッカーの成り立ちについても単なる”悪”ではない設定とすることで大人も鑑賞できるストーリーとなりました。
もう1つ、バトルシーンが印象的でした。敵となる改造人間と仮面ライダーとの闘いでは、初代仮面ライダーを彷彿させつつCG等の新しい映像技術で迫力を増したスピーディーなバトルでしたし、”ライダー”らしくバイクで疾走するシーンやバイクバトルシーンも爽快でスピード感を感じました。
●不満に感じた点(あくまで個人的に…)
本郷猛を演じる池松壮亮さんが苦手です。以前から、あの棒読みのような独特の言い回しが苦手でしたし、やはりこの映画でも変わらずでしたので馴染めませんでした。他には、少し贅沢ですが登場する怪人が(2時間の映画としては)やや過剰で、一部の怪人のバトルが淡泊でした。
それでも、総合的には大人の鑑賞に堪えうる特撮映画だと思います。やや暗くシリアスな雰囲気ですので、ハリウッド映画などが好きな方には向かないかも知れませんが、私はこういう雰囲気が好みです。そして、しつこいようですが、何よりもヒロイン=浜辺美波さんが最高でした(*^-^*)。
・「シン」シリーズの次回作を予想(希望)します
庵野監督の舞台挨拶で、『シン・仮面ライダー』の続編を製作する構想がある、とのニュースがありました。題名から検索すると、続編はそのまま石ノ森章太郎先生の原作をベースとしたストーリーを考えているようです。
「シン・仮面ライダー」に続編の構想 庵野秀明監督、大いに語る/芸能/デイリースポーツ online
しかしながら、個人的には、この映画を観た後で想像してしまったのは違うヒーロー作品との繋がりでしたし、新たに続編として観てみたい作品があります。それは、『シン・キカイダー』です。『シン・仮面ライダー』に登場していたショッカーのロボット「K」(声が松坂桃李さんとは気づきませんでした…)。そのKの前バージョンが「J」なのですが、その姿が「キカイダー」とそっくりでした。私は、石ノ森章太郎先生の作品ではこの「キカイダー」が一番好きです。子供のころは真似ばかりしてましたし、ギターも背負ってました(ウソです)。
「J」はキカイダー=ジローの「J」だと思いますので、この「J」が光明寺博士の手で良心回路を埋め込まれて再起動されてキカイダーとして闘うストーリーです。
まだしばらくは上映されると思いますので、美しいヒロインをぜひご鑑賞ください!
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