『鎌倉殿の13人』(第11話)のあらすじと感想
(小栗旬、大泉洋、中川大志、新垣結衣、菅田将暉、大河ドラマ、NHK、歴史、ネタバレ)
あらすじ「許されざる嘘」(公式ホームページより転載しました)
鎌倉では、源頼朝(大泉洋)の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、北条義時(小栗旬)も慌ただしい日々を送っていた。だが、りく(宮沢りえ)は、頼朝の舅しゅうとである夫・時政(坂東彌十郎)の処遇の低さに不満を募らせる。一方、都では平清盛(松平健)が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。そんな中、平家討伐を焦る義経(菅田将暉)は集った兄たちの前で……。
※NHKの公式ホームページの紹介です。
感想(少しだけネタバレもあります)
・今週の義経は”腹黒い”です
今回は、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の感想記事です。前回、鎌倉に兄弟5人が勢ぞろいし、いよいよ平家打倒に力を蓄える体勢を整えることになった源頼朝(大泉洋さん)と北条義時(小栗旬さん)。落ち着いたところで、義時の片思いを成就させようと、頼朝は八重(新垣結衣さん)との結婚を進めようとしたのですが、、、第11話の冒頭で見事に玉砕&号泣(笑)。三谷作品らしい大河ドラマとは思えないコメディ展開でした(笑)。それにしても、八重は義時の叔母さんだったとは。義時はなかなかマニアックな趣味してますよね(^_-)-☆。
※第10話の感想記事もよろしければご参照ください
第11話を観た感想としては、冒頭のコメディタッチに反して本編の展開はかなりダークで重苦しい不穏な空気を感じさせます。頼朝の家臣団が大きくなるにつれて、参加してくる家臣の中にはクセのありそうなメンツが増えてきて、その筆頭が前回も何かと波風を立てていた源義経(菅田将暉さん)です。戦場で活躍出来ないモヤモヤを晴らすように、実の兄である人気者の義円(成河さん)の心を惑わせて追い出してしまうのでした。人気者を貶めようとするところなんて、ホントに子供っぽいですが命に関わるような嘘までつくのでタチが悪いです。。やはりダークヒーローですねぇ。もう1人クセがありそうなのが、見た目も悪人顔の梶原景時(中村獅堂さん)です。義時や頼朝の前では謙遜して善人っぽい振る舞いですが、「裏では他人を陥れる策略を練ってる顔」(モモ風に)ですよね。そんな彼が、便利な暗殺者・善児を手に入れたみたいなので、ダークな展開で活躍しそうです。ただ、あまり安易に善児を使ってしまうと、飽きてしまうけどね…。
次回は、まだ平家との合戦ではなく、内紛=頼朝の女性問題でトラブルが起こりそうです。義経じゃなくても焦れてくるかな^^;。
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