『ジェントルマン』のあらすじと感想
(マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヒュー・グラント、コリン・ファレル、ガイ・リッチー、アクション、サスペンス、ミステリー、洋画、ネタバレ、キャスト・スタッフ、上映時間、WOWOW映画)
あらすじ(WOWOWホームページより転載しました)
米国出身のミッキーはロンドンに渡り、そこで大麻ビジネスを始めて大成功するが、妻ロザリンドと平穏に暮らそうと願い、引退しようと決心。自身のビジネスを米国の大富豪マシューに4億ポンドで売ろうとする。そんなミッキーのビジネスを狙って暗黒街の魑魅魍魎たちが暗躍しだし、アマチュア格闘技集団“トドラーズ”がミッキーが所有する大麻栽培施設を襲って大麻を奪う事件が発生。その後も予想できない事態が暗黒街で続き……。
※映画の公式ホームページです。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : ガイ・リッチー
製作 : ガイ・リッチー 、 ビル・ブロック
脚本 : ガイ・リッチー
撮影 : アラン・スチュワート
音楽 : クリストファー・ベンステッド
・キャスト
ミッキー : マシュー・マコノヒー
レイ : チャーリー・ハナム
コーチ : コリン・ファレル
ドライ・アイ : ヘンリー・ゴールディング
ロザリンド : ミシェル・ドッカリー
上映時間 :114分
映画の感想(少しだけネタバレもあります)
・ガイ・リッチ―作品らしい展開に惹き込まれます
今回は久しぶりに洋画の感想です。個人的に好きな監督の1人であるガイ・リッチー作品であり、出演者リストを観てかなり期待して鑑賞しましたが、期待に違わない面白さでした。観始めたら、二転三転する展開に惹き込まれ、ラストまで一気に観てしまう作品です。約2時間たっぷりと楽しませてくれました。
※よろしければ、前回の映画感想記事もご参照ください
映画のストーリーとしては、大麻ビジネスで財を成したギャングのボス・ミッキーが、引退して平穏な生活を送るためにビジネスを売却しようとするのですが、謎の実業家や中国マフィア(ドライ・アイ)などが様々な謀略を仕掛けてきて、この機会にビジネスを奪い去ろうとしてきます。面白いのが、この二転三転する抗争劇を、ゴシップ新聞のネタとして調査していた私立探偵・フレッチャーが書いた脚本として描写される、という構図になっています。この大麻ビジネスという巨額の財産を最終的に手にするのは誰なのか?ネタバレすると面白くありませんので、ハラハラしながら観て欲しいと思います。
ストーリー以外で、個人的に心に残ったことを羅列しますと、
・元祖イケメン俳優のヒュー・グラントが、カネに固執するゲスな私立探偵を演じているのが意外だった。
・つなぎみたいなスポーツウェアが印象的な、謎の格闘家コーチを演じたコリン・ファレルが、眼鏡をかけた片岡鶴太郎に見えた。
・コーチが鍛えている格闘家集団の若者たちがメチャ強い。けど、結局は何者なん?
・中国マフィアが弱い…。
・最近のヨーロッパの映画やドラマには、デフォルトでロシアンマフィアが登場し、執拗に報復を狙ってくる。話は逸れますが、ウクライナ侵略に関連してロシアへの経済制裁を行っている国々は、ロシアンマフィアの闇ビジネスも同時に排除しているのでしょうか?この機会に根絶出来れば良いのですが。。
ガイ・リッチー監督が好きな方には、間違いなく楽しめるオススメの作品でした。
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