「どろろ」#13、#14のあらすじと感想(少しネタバレもあり)
第13話 「白面不動の巻」 のあらすじ
醍醐領を出たどろろと百鬼丸は、滝の裏にそびえ立つ、巨大な不動明王像を
目にする。
この不動明王の正体は、人間の顔を集めて自分のものにしてしまう妖怪なので
あった。
感想(少しネタバレ)
・白面不動は見かけ倒し、、
前回、両親と弟との辛い別れがあった百鬼丸を気遣いながら、一緒に旅を続ける
どろろ。ある日、出会った女が、死んだ母のお自夜に似てるもんだから、
ついつい甘えたくなるのですが、百鬼丸に気遣う可愛げがあります。
ですが、この女の姿は妖術で、白面不動の手先でした。女は、顔のない白面不動
に最高の顔を捧げるために、旅人をだまして顔だけを切り取っていました。
顔だけが、巨大な不動明王の剣で切り取られる姿は、シグルイばりに怖いです。。
(出典:シグルイ)
どろろと百鬼丸も、薬で眠らされて百鬼丸の顔が狙われるのですが、どろろのおかげ
で気が付いて、白面不動をあっさり倒します。白面不動は巨大で強そうですが、石像
なので動きが鈍いのが欠点でした。。
・どろろにも秘密がありました
白面不動を倒したどろろと百鬼丸は、醍醐の国での辛い思いやこれまでの疲れを
癒すため、噂にきいた温泉でゆっくりと和んでいます。
2人とともに、またしてもびわ法師が温泉に入っていたところ、近くの親子連れ
もやって来ました。その子たちは、どろろの身体に異変を見つけます。
いや、百鬼丸は見えてませんって!
どろろの背中には、地図のような模様が浮かんでいたのです。
この地図には、秘密がありました。
その秘密については、第14話に 続きます。
第14話 「鯖目の巻」 のあらすじ
どろろと百鬼丸は、訪れた焼け寺の跡地で、辺りを治める鯖目という男と出会う。
鯖目の屋敷に招かれ、焼け寺と妖怪の話を聞くが、不審な点を感じる2人だった。
感想
・どろろの背中には、財宝の隠し場所への地図が描かれていた!
前回の続きで、温泉のように身体が温まると現れるという細工をされた、
財宝の隠し場所への地図が、どろろの背中に描かれていました。
この財宝は、盗賊だったどろろの父・火袋が、侍たちから奪った金品で、
虐げられている農民たちのために使うようにと、どろろに託したものでした。
しかし、まだ幼くて孤独などろろには、そんなものの使い道も、使い方も分からない
ので、思い悩むのでした。
一方、鯖目という男と出会った、どろろと百鬼丸は、屋敷に招かれて接待を受けます
が、思った通り、夜になると妖怪に襲われます。妖怪は、巨大な芋虫の姿をしており、
糸で攻撃してきますが、百鬼丸はあっさりと撃退します。
とどめを刺す寸前で、今度は巨大な蛾の妖怪が現れて、芋虫を連れて逃げてしまい
ました。
そして、やはりというか、当然ながら蛾の妖怪は、鯖目とグルでした。
荒れ寺に現れた、妖怪たちとの因縁や、鯖目の目的など
は謎のまま、
第15話に続きますーー。