「Gのレコンギスタ」劇場版・第1部あらすじと感想(ガンダム、SF、感想、第2部上映期間)
あらすじ(劇場版パンフレットより引用)
宇宙世紀が終焉したのちの時代、リギルド・センチュリー(R.C.)1014年。人類は、「キャピタル・タワー」を通じて宇宙から地球上へともたらされるエネルギー源「フォトン・バッテリー」によって地球上での生活を実現していた。この生命の塔とも言えるタワーを護る「キャピタル・ガード」の候補生ベルリ・ゼナムは、初めての実習で宇宙海賊と遭遇し、ある少女の捕獲に協力する。捕まった少女の名はアイーダ。初対面のはずのアイーダに対して不思議な共感を覚えただけではなく、彼女が「G-セルフ」と呼ぶ高性能モビルスーツを起動できてしまうベルリ。
ベルリとアイーダの冒険は、この世界の真相を明らかにしていく。
↓ 前回の記事です
映画の感想と少しネタバレ
・TV版を観ていても楽しめる、新作映画です
以前から紹介していた、劇場版『Gのレコンギスタ 行け!コア・ファイター』をようやく観てきました。
結論から言いますと、やはり観て良かった!久しぶりに劇場で観ましたが、大画面で観るというのは、迫力が全然違いますので、たまには良いですね。
肝心の劇場版のストーリーは、基本的にはTV版と同じ流れで進みます。事前に、録画していたTV版を観てから、この劇場版を観てきましたので、気が付いた違いをまとめたいと思います。
ちなみに、以前の記事で予想していた通り、この第1部はTV版の第1話から第5話までを繫げた内容となっています。
そして、第1部のエンディングでTV版の第6話「強敵、デレンセン!」に繋がる、メガファウナが宇宙に上がるシーンで終わりますので、第2部はTV版の第6話から第10話までを元にしたストーリーになると思われます。
ただ、パンフレットに書いてある石井マークさんのインタビューによると、TV版からの新作カットが第1部よりも多数あるそうですので、かなり変わってくる可能性があります。
<劇場版・第1部とTV版との主な違い>
・アイーダさんが、やたらと泣く
アイーダさんは、キャピタル・アーミィの捕虜になったり、恋人のカーヒル大尉を殺されたり、不運が続く境遇なのですが、TV版よりもカーヒルが死んだことを思い返して泣くシーンが多いです。
・調査部のクンパ大佐の登場シーンが多くなった
クンパ・ルシータ大佐は、キャピタル・アーミィを設立した黒幕であり、「へルメスの薔薇の設計図」を地球に持ち込んだ張本人という重要人物なのですが、TV版では意外と存在感がなく、分かりにくい存在でしたが劇場版ではベルリとアイーダにやたらと絡んできます。この2人の真相を知る、現時点で唯一の人物でもあります。
・G-セルフの眼が違う(描写がキレイ)
TV版では、時々描かれていたのですが、劇場版のG-セルフは常に眼の中にカメラが透けて見えています。あと、キャピタル・タワーや軌道エレベーターにあるナットの描写など、背景の描写が非常に美しくなっています。
冒頭にも書いた通り、TV版を観てから劇場版を観たのですが、全く飽きずに最後まで楽しめました。分かっていても惹きこまれる展開やセリフ回しが素晴らしいです。何度でも楽しめる作品を造り出す、富野監督はやはり天才だと思いました。
文化庁長官表彰は、伊達じゃない!
<公式サイトリンク>
<ブックマーク>
・第2部「ベルリ撃進」の上映予定
映画館で、入場の際に小さな冊子を貰いました。「何かな?」と思ったら、劇場版・第2部の予告=絵コンテでした。
第1部の上映の最後には、動く映像も流れますので、席を立たずに観てください。また、ネット上でもアップされると思いますので、お楽しみに!
<上映期間>
2020年 2月 21日(金)より
またしても、たった2週間の限定上映です。
劇場版の上映は、前回の記事の通りセカンド・ランもありますし、ネット配信もありますので、是非ともご覧頂きたいと思います。
また、劇場版のブルーレイも2020年1月28日に発売予定となっており、初回限定盤にはメカ解説書や絵コンテなどの特典が満載ですので、興味があるかたは是非公式サイトをご確認ください。
☆特典満載のブルーレイも発売予定です!
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第2部も、絶対に劇場の巨大なスクリーンで観たいと思います!
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