『屍人荘の殺人』のあらすじと感想(浜辺美波、ミステリー、ホラー、ネタバレ、キャスト・スタッフ、WOWOW映画)
あらすじ(WOWOWホームページより抜粋しました)
神紅大学ミステリー愛好会の葉村と明智は学内の事件の謎を解く、自称”ホームズとワトソン”。だが、葉村はミステリー小説オタクなのに推理が当たらず、まるで明智の助手だった。そんな彼らの前に謎の女子大生探偵・比留子が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ち掛ける。部員宛に謎の脅迫状が届き、去年の参加者に行方不明の女子部員がいたことを聞いた葉村と明智は、比留子とともに合宿所のペンションに向かう…。
スタッフ・キャスト
・スタッフ
監督 : 木村ひさし
原作 : 今村昌弘
製作 : 市川南
脚本 : 蒔田光治
音楽 : Tangerin House
・キャスト
葉村譲 : 神木隆之介
剣崎比留子 : 浜辺美波
進藤歩 : 葉山奨之
重元充 : 矢本悠馬
静原美冬 : 山田杏奈
七宮兼光 : 柄本時生
星川麗花 : 福本莉子
出目飛雄 : 塚地武雅
上映時間 : 119分
映画の感想(ネタバレもあります)
・内容はイマイチ、浜辺美波さんがカワイイだけの映画
TV等の宣伝で、私がイチオシの女優・浜辺美波さんが主演していると知って、去年から気になっていた映画を観ました。
それが、この『屍人荘の殺人』です。
ちなみに、浜辺美波さんは今、NHKでも連続ドラマに主演しています。こちらも面白くてカワイさがハンパ無いので是非オススメします。(むしろ、映画よりもオススメです!)
※NHKドラマの公式サイトです
さて、映画の感想ですが、、
浜辺美波さんのカワイさ以外は、全く見る価値の無い映画でした…。
特に、中村倫也さんのファンは観ない方が良いです。ほぼ出番も活躍も無いので…。
まず、あらすじや宣伝などでも敢えて隠しているのか、この映画の重要な舞台設定として”ゾンビ”が出てきます。というより、半分はゾンビに襲われるパニック映画的な内容です。個人的に、一番キライな設定が”ゾンビもの”なので、これにかなりガッカリしました。題名の”屍人”から予想すれば観なかったのに…。
このゾンビが、殺人事件が行われる”屍人荘”を密室にしたり、殺人のトリックに使われているためなのかも知れませんが、わざわざ隠す必要あるか?と疑問に思いました。
そして、ゾンビが出てくる理由が最後まで全く分かりませんでした。。謎のゾンビウイルスが撒かれたらしいのですが、内容は説明もなく単なる舞台設定のためでした。そもそも、ゾンビものは内容が薄くてツマラナイからキライなのに、その理由すら説明が無いとは、これが”国内ミステリーランキング4冠”を獲ったとは信じられません。日本のミステリー小説ってそんなにレベル低いのか…。
殺人事件の犯人と動機も、登場人物たちのセリフから、ストーリーの序盤からだいたい分かってしまいます。あとは、そのトリックを解くために神木さんと浜辺さんが活躍するのですが、この辺りの展開だけは二人の演技力があって面白く観ることが出来ました。演技がうまい人を使っているだけに、余計にもったいないですねぇ。。
最近、面白い映画を観れてないので、次こそはスッキリと楽しみたいです。
※原作小説です
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