スマホで確定申告をやってみた
(確定申告、スマートフォン、マイナンバーカード、住宅ローン控除、e-tax、やり方、かんたん、添付資料、感想、オススメ)
感想
・面倒な手続きがホントに楽になりました
今回は、珍しく生活に関するお役立ち情報です。といっても、特定の方々にしか関連しませんので、そういう方のお役にたてば幸いです。
今回、初めて「やってみた」のが、スマートフォンを使った確定申告です。一応、普通のサラリーマンなので、年末には会社から確定申告をして貰っているのですが、今年は「住宅ローン控除の初年度」でしたので確定申告で還付申請を行う必要があります。他にも、次のような方々はサラリーマンであっても確定申告をする必要があります。
(申告の義務がある例)
・副業などで2か所以上から収入を得ている
・年収が2千万円を超えている
・不動産などの売却益を得ている
(申告すると還付金などで得をする例)
・ふるさと納税などで寄付をしている
・年間医療費を10万円以上支払っている
・住宅ローンを組んで自宅を購入や増改築した ← 私はコレ
今回は「住宅ローン減税」ですが、過去にも「医療費10万円以上」「副業収入」で何度か確定申告を経験していますが、全てパソコン入力~紙ベースの申告書を税務署に持参して申告していました。
しかしながら、(引っ越して)税務署までの距離が離れてしまったことや最近は感染予防やら事前予約が必要とか面倒ですし、わざわざ会社を休んで行くのも勿体ない気がしてました。そんなとき国税庁のHPを見て思いついたのが、自宅で完了できるという「スマホで確定申告」をやってみよう!でした。次に挙げる”必要なもの”が全て揃っていましたのでね。
(手続きに必要なもの)
・マイナンバーカード
・スマートフォン(マイナンバーカードの読み取りが可能な機種)
(住宅ローン控除の場合)追加で必要な書類
・(住宅ローンの)残高証明書
・登記事項証明書
※よろしければ、国税庁のHPもご参照ください。
1)スマホにアプリをインストールします
スマートフォンに、専用アプリ「マイナポータル」をインストールしておきます
2)「マイナポータル」で国税庁の「e-tax」と連携させる
アプリを起動して、最初の画面をスクロールすると”もっとつながる”というメニューがありますので、国税庁の「国税電子申告・納税システム(e-tax)」の利用者登録を行います。完了すると、下の画像のように「つながり」ました。
3)国税庁のHPから申告書を作成します
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、「作成開始」⇒「マイナンバーカード方式(二次元バーコード)」を選択します。
(注!)パソコンのOSバージョンによっては次へ進めません。WINDOWS8.1以上である必要があります。
※下のリンクからもホームページにいけます
4)源泉徴収票などの書類を見ながら必要事項を入力していく
画面の案内に従いながら、必要な項目のみを入力していきます。無関係な(余計な)項目は空白のままにしておきましょう。ちなみに、源泉徴収票を写真撮影すると、自動読み取りするサービスもありますよ。私も試してみましたが、それなりに使えます。よく確認しないと、余計な個所に数値が入っている場合もありましたけど^^;。
5)作成した申告書をチェックし、e-taxで送信する
スマートフォンでどんどんと必要な項目を入力していくと、最後に申告書が完成しますので、この内容に誤りがないかチェックします。間違っていても、戻って修正出来ますので焦る必要はありません。また、途中で念のため「データ保存」しておくこともオススメします。
完成した申告書でOKであれば、そのままe-taxで送信して完了です。簡単でしたよね?これまではICカードリーダーが必要でしたがスマホで代用できました。
あれっ!?ローン残高証明書とかの書類はどうするの?と思われるでしょうが、そのまま手元に持っておいて大丈夫なようです。医療費なども領収書は提出しなくなりましたし、結局のところ単なる証明書なので銀行や医療機関からデータを入手できるのでしょう。ペーパーレス化の恩恵ですね。もっと広まって無駄な労力を減らして欲しい。
6)マイナポータルに通知が届く
e-taxで送信した後、数日でマイナポータルにメッセージが届いていました。無事に手続きが進んでいる、とのことでしたので還付金の入金を確認すれば一安心です。
マイナンバーカードの恩恵を初めて感じました。日本は公的手続きのオンライン化が遅れているらしいので、こういう便利なサービスを増やして欲しいと思います。
※よろしければ、ポチっとして頂けると嬉しいです!