『鎌倉殿の13人』(第19話)のあらすじと感想
(小栗旬、大泉洋、中川大志、菅田将暉、新垣結衣、大河ドラマ、NHK、歴史、ネタバレ)
あらすじ「果たせぬ凱旋」(公式ホームページより転載しました)
鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経(菅田将暉)。義時(小栗旬)は大江広元(栗原英雄)に知恵を借り、源頼朝(大泉洋)と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇(西田敏行)はそれを許さない。愚痴をもらす頼朝に対し苦言を呈す八重(新垣結衣)。この状況を政子(小池栄子)が憂う中、京では義経をめぐって里(三浦透子)と静(石橋静河)が対立。さらに源行家(杉本哲太)が義経に近づいて頼朝への疑心をあおり……。
※NHKの公式ホームページの紹介です。
感想(少しだけネタバレもあります)
・兄弟で争うことになった義経の慟哭が哀しい…
今回は、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の感想記事です。前回は、遂に源平合戦の決着がつき、平家が滅亡しました。源義経(菅田将暉さん)は後白河法皇(西田敏行さん)に気に入られ(利用され)てしまい、鎌倉に戻らなかったせいで、兄・源頼朝(大泉洋さん)からの疑念を受けることになってしまいました。そして、今週はその疑念が最悪の結果を引き起こしてしまうのでした。。
さて、ほぼ毎週書いている、今週の畠山重忠(中川大志さん)の活躍ですが、今週は長い戦さが終わり鎌倉に戻っていました。義経討伐の評定で、北条義時(小栗旬さん)の援護をしてくれました。義経問題が片付けば、そろそろ嫁取り(北条家の娘)の話題が出てくるかも知れませんね。
※第18話の感想記事もよろしければご参照ください
第19話を観た感想としては、頼朝と義経のお互いの気持ちを気遣って、義時や政子(小池栄子さん)たちは様々な手を尽くすのですが、老獪な「大天狗」=後白河法皇の謀略により全て潰されてしまいます。この人の登場シーンは、基本的にコメディ・パートなのですが、その結果生まれる悲劇を想うとかなり罪深いですねぇ。。
今週も義経の活躍シーンではアクションが派手でしたが、彼が退場してしまった後には誰がアクション担当するのでしょうか?もう、大きな戦いは無くなってしまうのかもなぁ。いつもブクマコメントして頂いているOTSHOKOPANさんのご指摘の通り、この頃の義経は悲哀に満ちていて、”判官びいき”してしまいたくなりますよね。でも、大陸に渡ることは無いんだろうなぁ(-_-;)。
次回は、京から逃れた義経の運命は?
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