『鎌倉殿の13人』(第44話、第46話)のあらすじと感想
(小栗旬、坂口健太郎、三谷幸喜、大河ドラマ、NHK、歴史、ネタバレ)
第44話「審判の日」(公式ホームページより転載しました)
後鳥羽上皇(尾上松也)の計らいにより、右大臣に叙されることとなった源実朝(柿澤勇人)。政子(小池栄子)が愛息の栄達を喜ぶ中、鎌倉殿への野心に燃える公暁(寛一郎)は三浦義村(山本耕史)のもとを訪れ、鶴岡八幡宮で執り行われる拝賀式について密談を交わす。三浦館の動きに胸騒ぎを覚える泰時(坂口健太郎)。一方、義時(小栗旬)の周りでは、朝廷と鎌倉の橋渡し役として存在感を高める源仲章(生田斗真)がのえ(菊地凛子)を……。
第46話「将軍になった女」(公式ホームページより転載しました)
新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時(小栗旬)、大江広元(栗原英雄)たち。実衣(宮澤エマ)が野心を燃やし、三浦義村(山本耕史)が暗躍する中、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇(尾上松也)が、藤原兼子(シルビア・グラブ)、慈円(山寺宏一)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。一方北条家では、思い悩む泰時(坂口健太郎)をよそに、のえ(菊地凛子)が愛息・政村(新原泰佑)を……。
※NHKの公式ホームページの紹介です。
感想(少しだけネタバレもあります)
・そして、(ほぼ)誰もいなくなった…。
今回は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の感想記事を2話ずつまとめて書いていきます。今回もショックなことがありまして、第45話の録画をまたミスってまして観逃してしまいました…。今回は源実朝の最期でしたし、かなりドラマチックな仇討ちシーンを予感していたので残念です…。年末に総集編が放送されると思いますので、忘れずに録画したいと思います。
気を取り直して、ドラマのほうは、源頼朝から3代続いた直系の鎌倉殿が断絶してしまう前後のエピソードが描かれました。コミカルとシリアスのバランスは、ややシリアス寄りで陰惨な内容なのですが、少しコミカル部分があって見続けられるのは三谷幸喜さんだからかなぁ。。
※第42&43話の感想記事もよろしければご参照ください
第44話と第46話を観た感想としては、3代目鎌倉殿・実朝(柿澤勇人さん)が、やっぱり実にイイ人キャラだったんですよね。暗殺されなければ、源氏による鎌倉幕府が続いたかも知れない、ということを思ってしまいました。しかし、いくら官位があって御家人に慕われていても、鎌倉を取り仕切るヤ〇ザみたいな北条組の義時親分から引導を渡されてしまえば、鎌倉では生きていけないことになっていたようです。それにしても、実衣さんと全成さんとの息子も含めて、頼朝兄弟とその子たちが全滅してしまうという、なんと悲劇的で呪われた血脈なのだろうか・・・と不憫に思ってしまいます。実衣さんが政子に言い放った言葉「姉上が頼朝なんかと一緒になるから、、、なんで私までこんな人生歩まなくちゃいけないの!」は史実かどうか知りませんけど、誰しも実衣さんのような境遇になったら同じことを思うでしょうねぇ。。
もう、今週末が最終回となってしまう「鎌倉殿の13人」。最終回はリアルタイムで観たいと思います!
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