『キングダム(第3シーズン)』(アニメ、あらすじ、感想、ネタバレ)
第3話「函谷関攻防戦」のあらすじ
軍総司令・昌平君(しょうへいくん)に招集され、秦国の名だたる将軍が一堂に会した。そうそうたる面々を前に昌平君は、国家存亡の危機を救う僅かな望みをかけた作戦を発表する。
それは、全軍で国門”函谷関”(かんこくかん)にて敵を迎え撃つこと。この作戦を受け、秦国を挙げた大軍勢が函谷関へと集結。その中には信(しん)の”飛信隊”、信と同世代の将・王賁(おうほん)率いる”玉鳳隊”、蒙゙恬(もうてん)率いる”楽華隊”もいた。
秦国の命運を握る戦いの幕がついに切って落とされた!
※画像とあらすじはTVアニメ「キングダム」公式HPより転載しました
よろしければ、第2話の紹介の記事もご覧ください
感想(ネタバレあります)
・それぞれの陣営が、函谷関で対峙します
まさに国家存亡の危機に直面している秦国では、総力を挙げて”合従軍”を迎え撃つべく、総司令官・昌平君からの戦略が示されました。それは、王都・咸陽を狙う”合従軍”に対して、中途半端な戦力損失を避け、函谷関に全戦力を集結させて迎え撃つ、というものでした。
函谷関は、咸陽を攻める唯一の経路であり、巨大な壁に守られた関所です。
この函谷関を守る秦国の軍勢のなかに、信・王賁・蒙恬も編入されており、信は麃公(ひょうこう)軍に、王賁と蒙恬は騰(とう)軍に配属されました。
一方、合従軍側では、それぞれの軍をまとめる総大将として、大国である楚の宰相・春申君(しゅんしんくん)が登場しました。各国がバラバラに戦ってしまうと烏合の衆となり、戦力が多くても負けてしまいますので、誰もが認めるリーダーとして趙国・李牧から抜擢されました。さすがですね。
今の新型コロナウイルスによる危機に直面している日本と比較してみると、秦国では権力闘争を繰り広げる秦王・嬴政(えいせい)派と宰相・呂不韋(りょふい)派が、一致団結して敵を迎え撃つ体制を整えています。秦王のリーダーシップと敵であっても能力のある者を重用する度量の大きさが、このような強固な体制を築いたのでしょう。
対して日本では、恐らくイエスマンばかりを集めたために優秀な参謀がおらず、自信の無さから熱意とリーダーシップを欠いた首相のために、一致団結すべき野党や自治体首長がそっぽを向いてしまっています。しかし、国民を救うためにも団結して欲しいのですがね……。
函谷関を前に対峙した両軍から、信のいる麃公軍が仕掛けて合戦の火蓋が切られました。いよいよ、熱く長い死闘が始まります!
第4話に続きます。
↓ よろしければ、ポチっとしてもらえると嬉しいです!
※原作マンガの最新刊(57巻)はこちらから購入できます
キングダム 57 (ヤングジャンプコミックス) [ 原 泰久 ]