・学校を再開するために必要なこと(新型コロナウイルス、年齢別死亡・重症者数、感染拡大予防、検査方法)
暫くぶりにコロナウイルス関連の話です。
小学6年生の子供を持つ親として、学校再開の方針が示された内容について思いつくことを書いておきたくなりました。(俗にいう”グチ”ですかね^^;)
学校再開において、ネット記事に寄せられていた意見として「子供の命のリスクが・・・」というものをよく見かけましたが、問題はそこでは無いと思います。正しい情報が与えられていないと誤った問題意識を持ち、対策も間違ってしまいます。むしろ、命のリスクがあるのは”親”と”地域の高齢者”です。以前の思いつき記事にまとめた通り、小中学生は重症化リスクはとても低いです。これは、世界的にも同じ傾向なので新型コロナウイルスの特徴=謎の1つです。
子どもも新型コロナウイルスに感染するが、重症化しにくいだけかもしれない|WIRED.jp
しかし、感染率には年齢差はありませんので、適切な感染予防を行わないと、インフルエンザで学級閉鎖になるように、子供達の間で蔓延してしまうでしょう。そして、軽症または無自覚な子供たちが家庭や地域に持ち帰ることで、高齢者にも感染してしまう=クラスター化が多発することが心配されます。
一方、文科省が示した『学校再開ガイドライン』では”感染源を絶つ””感染経路を絶つ””抵抗力を高める”ことを基本対策としています。また、”換気””マスク着用”の徹底と”部活動””給食”での指導内容も記載されていますが、これらは全くナンセンスです…。
やはり、官僚たちは真剣に問題に取り込もうと考えていないのか?とガッカリしてしまいました。完全に、現場の教師と親たちに丸投げですね。。
”感染源を絶つ”→ほぼ無自覚の感染者をどうやって特定するのか?
”感染経路を絶つ””マスク着用”→市中のマスクや消毒液が入手困難な状況でどこまで守れるのか?
”抵抗力を高める”→そもそも10代以下は悪化しにくいことを知ってる?
”換気””給食””部活動”→あいまいな指示で全部が現場任せで大丈夫か?
学校を再開するのであれば、国として各学校に次のようなサポートを実行してからにして欲しいと思います。
※前回の思いつき記事もご覧ください
●定期的な感染検査の実施
自覚症状や目に見える変化が無い感染者がいる以上、感染者を特定するための検査(PCR検査や抗体検査など)が必要になると思います。そして、明らかに感染することが懸念される活動を継続するためには、①再開前②再開後に1週間~2週間毎に、全員の検査が必要となります。それがなくては、いつクラスターが発生するか分かりませんし、発生しても小規模&短期間で終息が可能になると思います。ですので、これは、経済活動の再開=出口戦略としても同様に必要なことだと思っています。
実際に、ソフトバンクグループの孫会長は社員と家族全員に対して抗体検査する方針であるようですし、見えない感染者に疑心暗鬼になって経済活動や学校活動を停めてしまうのではなく、感染有無を明確にすることで短期間で再開することが可能になるのではないか思います。
さらに言えば、国として”安全に””簡便に””安価に”感染者を検査する方法の早期確立に費用を費やすべきだと思います。例えば、”唾液”でのPCR検査やウイルスに反応して変化するようなキット(リトマス試験紙のような)を開発して実用化するほうが、ウイルス治療薬の開発よりも短期的な経済活動再開の”出口戦略”として正しいのではないか?と思います。
●マスク、消毒薬などの流通回復
転売目的の無駄な買いだめや備蓄品を掃き出させ、国内での生産能力を拡大して流通量を回復させて、各学校に配布するか購入しやすい環境を作ることも必要であると思います。そもそも、国会議員や官僚たちが高級そうなマスクを着用しているのであれば、それを学校に配布して、彼らは”アベノマスク”を使えば良いと思います。
また、分散登校する案として、小学1年生と6年生という案が出ていましたが、1年生には手洗いや咳エチケットを守ることが難しいと思いますので、むしろ高学年から登校して問題なく学校生活を送ることが出来ることを確認してから、低学年に広げたほうが良いと思います。このほうが、現場の教師の負担も軽くなるはずです。
それでも、休憩時間や体育での肉体的な接触や、給食時の飛沫感染をどのように避けるのか?しばらくは、休憩時間を短縮して給食無しで様子をみるほうが安心ではないか?と思います。
学校再開は、子供たちにとって良いことですし急いで進めて欲しいと考えていますが、間違った対策と無責任な指示で感染を拡大させる愚行だけは止めて欲しいです。
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