・新しい生活様式とは(新型コロナウイルス、感染対策、誰が考えた、日本の生活様式)
今回は久しぶりにコロナウイルス関連の話です。先日、通勤時に腹立たしい光景に出くわしたので、”グチ”がかなり入っています。駄文であり、言葉遣いが荒くなるかもしれませんがご容赦ください。
”腹立たしい光景”とは、通勤(帰宅)時に京都駅のホームで電車を待つ人の列が、1列に1mずつ空けて5~6人並んでいたのです。(おいおい、空いているからって、ちゃんと2列で並べよ)と思いながら横に並んだら、「ちょっとちょっと、後ろに並んでよ。ソーシャル・ディスタンスを守って。」とほざきやがった言われました。
アホか!?屋外で待ってる間は離れて、もっと閉鎖された電車内では横にくるんやろ?何の意味があると思ってるのか?ウイルスが人のカラダから煙のように漂って、他人に感染していくとでも思ってるのか?後から10人以上並んだら列が長くなって邪魔になるのに、先に並んだ自分さえ良ければ良いという自己中心的な発想が情けない…。こういう人間たちが、医療関係者の方たちがバスなどの公共交通機関を利用するときに差別的な行動をとるんだろうな、と思いました。
ウイルスが付着している可能性があるから、電車内で大声で話したり飲食しない、ということなら理解できるが、常に距離を離さないといけない、というのはウイルス感染⇒発症のメカニズムが分かっていない=”無知・偏見からくる誤解”でしかありません。そんな考えなら「公共交通機関を利用するな!」と言いたい。
このアホ共人間たちも問題ありますが、 もっと非難されるべきは、このいい加減で説明不足で無責任な感3染対策を公表した安倍政権でしょう。作成したのは専門家会議ですが、どのような結果になるかを検証もせずに、やみくもに国民に守らせれば良いと安易に考える政府が一番悪い。
こういう光景を見ると、堀江氏の言う”集団ヒステリー”という表現も、あながち間違っていないのかも、という気もします。
長い前置きですが、『新しい生活様式』のダメなところをいくつか挙げてみたい(グチを言いたい)と思います。詳しい内容は下記のブックマークをご覧ください。
・『新しい生活様式』は特定業種に引導を渡してる
冒頭にも書いた”ソーシャル・ディスタンス”は『新しい生活様式』のなかの感染防止の3つの基本である「身体的距離の確保」のことを差しているのだろうと思います。それを確保するために、映画館やレストランなどでは席の間隔を1m以上空けなければ営業再開できないようです。そんなことしたら、完全に赤字が確定ですよね。これまでと同じ家賃なのに売り上げは半分以下になるところが大多数になるのではないでしょうか。慈善事業や趣味でやってる訳ではないので、赤字を出してまで営業を続けてくれるでしょうか?
また、「3密」の回避や適宜消毒することなども求められており、屋内施設やトレーニングジム、劇場やライブハウスは、「入場制限」や「消毒作業」で対策することになると思われます。これまで以上に人手がかかるにも関わらず、収入減少が確実になると予想されるのは、こちらも同じでしょう。
個人的には、家にいることが好きな「インドア派」なのですが、たまに行くお気に入りのラーメン屋さんが潰れてしまったり、家族や友人と集まって楽しめるお店が少なくなってしまうのは残念に思います。しかし、新型コロナウイルス対策としては仕方がないのでしょうか?もっと不満を感じても良いのではないでしょうか。
・経済縮小路線の対策では先が無い
最近のニュースをみると、実際には様々な地域のお店や施設で、この『新しい生活様式』に準じた対策を行うことで営業再開が始められているようです。このような、面倒くさい何の生産性もないサービスを行ってまで、お客さんを楽しませようとしてくれているサービス業の方々の努力には頭が下がります。ですが、このような献身的な犠牲の上で成り立つようなサービスは経済的には縮小していく結果としか思えず、徐々に業界の体力が失われてしまうのではないでしょうか。特定の人たちが切り捨てられるような対策では、例えば人員削減だけのリストラをするような企業がV字回復しないのと同じで、日本を含めた世界経済の将来が不安でしかありません。
今の政府を含めた行政は、負担の大きい業種や個人に”補助”という形でお金をばらまけば良い、と思っているでしょうが、経済的な発展が見込まれない限り将来的にばらまくお金も失われてしまいます。
・ウイルス感染経路の調査をやり尽くしたのか?
『新しい生活様式』というのは、どのようなウイルスに対しても成り立つ、”ここまでやれば、ウイルスに接触することもほぼ無くなり安全だ”という必要十分以上に手堅い対策を並べたものでしょう。何故、ここまで厳しい内容になってしまうかというと、ウイルスの感染経路や感染するかしないかの差異が分かっていないから、です。
私が不満に思うのがこの点で、次の2つについてなんで調べないのでしょう?人手不足なのかも知れませんが、不要不急の法案を通そうとする時間や工数があるのなら、先にやること1があるだろう、と言いたい。
1)「3密」のライブハウスで、陽性者と陰性者とでは何が違ったのか?
⇒大阪などで発生したクラスターは「3密」だから、ということで片づけられていますが、同じ場所にいても陽性者と陰性者がいたはずです。その差が、身体的な要因(体調や年齢や既往歴等)なのか、行動的な要因(飲食や会話やクセ等)なのか、陽性者と陰性者の2つのグループで徹底的に調査すべきではないのか?と思います。
2)感染経路不明者の行動パターンを解析して何か重なるものはないのか?
⇒特に大都市圏では”感染経路不明”という感染者が半数近くいたこともあり、余計に不安を煽っていると思うのですが、この人たちの同意を得てスマホなどの行動履歴を重ね合わせたときに、感染場所の可能性があるような特定の場所は調べられないのでしょうか。日常生活で訪れるような普通の場所で、意識せずに感染しているのでしょうから、客観的なデータを積み重ねて解析することは出来ないのでしょうか。
感染者の行動パターンを解析して、感染しやすいNGパターンを科学的な理論に基づいて説明された『新しい生活様式』であれば納得できますが、そんな情報もなく「黙って従え」ではひねくれ者の私には納得がいかないです。
諸外国と比べて甘い感染対策であるにも関わらず、感染者・重症者数が少ない日本は”謎”と言われています。本当にそうなのかは、大規模な「抗体検査」を諸外国と比べることではっきりすると思いますが、そうであれば日本の生活様式はウイルス対策に効果的なことが多いのではないか、と思われます。
例えば、以前にも書いたように『入浴の習慣』がありますし、他にも『マスク着用』『帰宅時に靴を脱ぐ』『あいさつなどでの身体的距離の違い』『肥満になりにくい食生活』などが考えられます。そう考えると、自粛しなくてもこれまで通りの生活を続けていてもパンデミックのような感染爆発は起きていなかったのかも知れません。それなのに、さらに自分たち(日本の将来)のクビを絞めるような対策が必要なのでしょうか?
・経済活動と両立する感染対策
最終的な感染対策=”ゴール”として考えられるのは「完全な治療方法の確立」なのでしょうが、これがいつ頃にどの程度まで達成できるのかは誰にも分かりません。
それであれば、もっと早く結果に結びつけることが出来そうな「ウイルス感染検査方法の確立」を優先して進めて行く方が良いと思っています。そして、その検査方法は以前にも書いた通り「安全に」「確実に」「安価に」「短時間に」陽性と陰性を判別できる検査方法が望まれます。それが確立すれば、公共施設や交通機関、飲食店や屋内施設を利用する場合に、”全ての人を検査”することで普段通りの経済活動が再開できると思います。陰性者だけが利用するのですから、何も対策はいらなくなります。
最近話題になっている『抗原検査』のイメージですが、まだまだ高価ですし誤判定も多いので(安全と短時間はクリアしてます)、研究開発に迅速に予算を投入してさらに精度と価格低減への開発を進めていくことが望まれます。
素人なので勝手なことを書いてますが、当然実現するのは難しいことだと思いますが、下の記事にある「情熱大陸」で紹介されていたような研究が早く実を結ぶことに期待しています。
https://tv.yahoo.co.jp/news/detail/20200510-00000002-tvdogatch
子供を持つ親として、今の子供達を悲しませるような、そして将来の子供たちに負債を背負わせるような安易な対策は止めて欲しいと思います。
※これまでの思いつき記事もご覧ください
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