『THE SECOND~漫才トーナメント~』グランプリファイナルの感想
(金属バット、三四郎、スピードワゴン、ギャロップ、テンダラー、囲碁将棋、マシンガンズ、超新塾)
今回は、全くの個人的なつぶやきみたいな日記みたいな内容です。
以前にM1グランプリについても感想を書いていたので、新たに始まった『THE SECOND』についてもやっぱり書いてしまいます。物心ついたときから吉本新喜劇や漫才ブームでお笑いを愛してきましたので、色々な人達が脚光を浴びる機会が増えるのは喜ばしいのですが、賞レースが増えすぎるのもどうなのか、複雑な気もしますけどね…。
※よろしければ、M-1グランプリの感想もご参照ください
『THE SECOND』グランプリファイナルの出場者の中では、個人的に応援しているコンビ=テンダラーさんがいましたが、1回戦でギャロップさんと対戦することになっていて、個人的には「これこそ事実上の決勝戦だな」と思っていたところ、残念ながらギャロップさんが勝利してしまいました。。ギャロップさんがそのまま優勝したのは良いのですが、大会全体の印象としてはやはり”やや地味”かなと思いました。予選も含めて出場者を調べてみますと、顔が知られているコンビも結構いたのですが、ファイナルステージの8組はやや地味なメンバーになってしまったかな、と。一流どころは出場してませんし、一般人による採点もどうなのか?来年以降もこの大会が存続していくほど盛り上がったのか?ちょっと厳しい感じがしました。。(と言って、M-1グランプリも最初は地味だったかと思いますけどね。採点も審査員次第ってことで、去年も含めて納得できない優勝者もいましたし…)
個別に感想を書きますと、
・金属バット;個人的にビジュアルは苦手ですが、ネタは名前通りに尖ってキレのある内容で好みでした。ただ、少し緊張している感じがしました。1回戦はこちらが勝っていたと思います。
・マシンガンズ;個人的には全く面白くないが、東京では何故かこういうコンビを応援する風潮がある気がする。ネタというほどの内容もないし、同じ言葉を繰り返すのもウザい。声が大きいだけなので6分が長く感じる。しかし、予選を通して一定以上の3点(面白い)票が入っているいるのが不思議で仕方がない。このコンビが決勝まで進んでしまうことが大会全体が地味な印象となった元凶だと思う。
・スピードワゴン;出場者で一番有名なコンビで、昔から変わらないネタを続けているのが好き。ただ、爆笑が続くタイプのネタではないので、点数が低くなり残念だった。
・三四郎;多分、初めて漫才を観たけど意外と面白かった。バラエティ番組で観るときはどちらかと言うと嫌いだったが、漫才は普通に面白く、最近流行りなのか”ディスり系”の尖った笑いだった。ウェストランドよりは面白いと思う。
・ギャロップ;いつもハゲネタを観てたけど、準決勝・決勝では違った内容・タイプの漫才を演じており、優勝したのは納得です。関西の番組にはよく出ていますので、これからは全国レベルで売り出していけるだろうと思います。
・テンダラー;個人的にはNo.1に面白い漫才コンビです。ただ、今回のネタは、細かいボケネタを次々と繰り出す構成だったのですが、これが意外と好まれなかったのかな?マシンガンズに高得点を入れるような審査員が多かったということで、話が次々変わっていくのについていけなかったのか、と思われます。少なくと、1点(面白くない)に入れた1人のヤツとは絶対に話は合わないでしょう。
・超新塾;5人という特殊なスタイルで続けているのがイイと思います。でも、プラン9もですが、人数が多いのに比例して笑いが増える訳ではないのは不思議です。平均的に面白いですが、爆笑が出るほどでも無い。”ワクワクさん”のくだりは大好き。
・囲碁将棋;以前にもBSのネタ番組で観たことがありますが、ベテランらしく十分に面白いコンビです。1つ1つのワードセンスが良くて、もっと売れてもイイ。トーナメントの左側に居たら間違いなく決勝まで進んでいたはずです。1回戦のネタで気になったのは、モノマネ芸が無いと言っていましたが、2人ともずっと顔マネしてましたよね。「橋下徹さん」と「松岡修造さん」でしょ?
来年もあるのかな?見逃しそうなので、放送時期を覚えやすい日にして欲しいです。
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